富士電機レポート2016
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Fuji Electric Report 2016322015年度報告環境配慮製品 : 製品ライフサイクル全体で、環境への負荷低減に配慮した製品。省エネ化、省資源化、リサイクルなど6項目の基準のうち4項目以上が従来品に比べて優れている製品。環境貢献製品 : その製品を使用することにより、環境保全に貢献する製品。自然エネルギー利用や情報通信技術の活用などで環境に貢献している製品。環境配慮や環境貢献に特に優れた製品環境配慮製品環境貢献製品58%(対自社製品売上高)スーパーエコ製品エコ製品製品認定認定エアロゾル複合分析計日刊工業新聞社「2015年(第58回)十大新製品賞」受賞大気中のPM2.5をリアルタイムに成分分析。見えない実態を解明し、大気汚染防止に貢献します。 最先端の複数の測定方法を組み合わせた分析法により、大気中のエアロゾルの粒径、粒子数と、化学成分(硝酸塩、硫酸塩、ブラックカーボン)の質量濃度を、同時に高精度で連続測定します。 手作業で8時間以上かかっていた成分分析はサンプリングから分析まで自動化し、15分周期で ほぼリアルタイムに行い、成分分析にかかる時間を大幅に短縮しました。 前面のタッチパネルにより主要な操作をすべて行うことができ、測定値の表示のほか、運転状況の監視やアラームの表示も行います。2015年度スーパーエコ製品エコ製品認定制度 エネルギー効率の向上や含有化学物質の削減に配慮した「環境配慮製品」や、社会全体の環境負荷低減に寄与する「環境貢献製品」の開発に努めるとともに、それらの普及促進に取り組んでいます。 この取り組みにあたって、富士電機共通のエコ製品認定制度を定めています。製品の環境配慮を当社基準に照らして評価し、一定の基準を満たした製品を「エコ製品」、そのうち業界トップクラスの環境性能・環境貢献度を有する製品、社外で全国レベルの表彰を受けた製品を「スーパーエコ製品」として認定しています。 2015年度は、エコ製品比率算定のための分母である自社製品売上高について、製品セグメントごとに工場生産高と売上高の関係を精査しました。その結果、エコ製品の売上高比率(自社製品売上高に対する比率)は目標の48%に対し、58%と達成しました。2016年度からは、エコ製品比率70%達成のための、エコ製品登録機種を特定して、登録活動を推進します。 2015年度のスーパーエコ製品は、3機種追加の27製品となりました。事例紹介 「新空調制御」東京工場快適性と省エネを実現する空調制御 エネルギー消費最大23%削減 富士電機では不快指数を基準にした空調運転制御技術を開発し、ビル管理システム(BAS)に導入しました。その結果、2015年夏の東京工場内のビルの空調エネルギーを最大23%、平均7%削減しました。また、最高気温が35℃を超えた日でも9%の削減効果が出ました。通常の空調制御では室温だけを計測して温度を下げようとするため、除湿のエネルギーロスが大きくなってしまいます。温度と湿度から求めた不快指数を基準に最適制御することで無駄な除湿運転を減らすことができ、快適性を維持したまま省エネにつながります。 今後はこの技術を活用し、政府が定めた2030年度までの温室効果ガス排出量削減目標(ビル)の約40%減に貢献していきます。温湿度センサ運転設定画面

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