富士電機レポート2016
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Fuji Electric Report 2016332015年度循環型社会形成の取り組み廃棄物の削減  廃棄物発生の抑制に取り組むとともに、最終処分率(埋め立て処分量/廃棄物等発生量)を1%以下とするゼロエミッションを目標に、資源循環を推進しています。 国内では資源の有効利用(使用量抑制、再使用、再利用)によるゼロエミッションを2004年度以降継続して達成しています。2015年度も、最終処分率目標0.5%未満を達成しました。 海外においても、廃棄物の削減や廃棄物の再資源化活動を推進しています。2015年度は、約2,000トンの廃棄物発生量を削減しました。しかしながら、マレーシアの工場で工場排水中の環境負荷(金属成分の排出)削除のために処理プロセスを変更したことで、これまで再資源化できていた排水処理工程から発生する汚泥が再資源化できなくなりました。そのため、最終処分量が約700トン増加、最終処分率が17.29%に増加しました。水資源の有効利用  世界的な水資源の枯渇問題に鑑み、これまでの排水品質の遵守、排水量の削減の取り組みに加え、水資源の有効利用を目的に活動しています。 国内製造拠点に対しては、2010年度を基準として、水投入量と生産高原単位をそれぞれ1%ずつ削減し、2020年度には10%削減する目標を設定しています。 海外の生産拠点に対しては2013年度から、2011年度を基準として生産高原単位を2020年度に25%削減する目標を設定し、活動を行っています。2016年度からは、水投入量も2020年度に25%削減する目標を追加しています。1004001.0800.8600.60.4200.202014(年度)201559610.260.28国内の最終処分量・最終処分率の推移(t) (%) 最終処分量(左軸)  最終処分率(右軸)2020年度目標最終処分率0.5%未満2,0001,5001,00050004030201002014(年度)20151,7661,04917.298.57海外の最終処分量・最終処分率の推移(t) (%) 最終処分量(左軸)  最終処分率(右軸)20,0004,000010012,0008016,00090608,00070502014(年度)20156,1606,28295.792.255.359.76,7977,158水投入量・生産高原単位*4の推移(千t) (%)水投入量(左軸): 国内  海外 生産高原単位(右軸): 国内  海外*4 生産高当たりの投入量(国内は2010年度、海外は2011年度を100として表示)2020年度目標(国内)生産高原単位90%2020年度目標(海外)生産高原単位75%事例紹介 「水資源の有効利用」松本工場水資源を大切に使う 松本工場では、半導体の製造プロセスで大量の純水を使用するとともに、生産設備の冷却などにも多くの水を使用しているため、水資源の削減と有効活用に取り組んでいます。 製造工程の排水から比較的良質な部分を選別し、純水製造の原水としてリサイクルしています。イオン交換樹脂による純水製造では、電気式純水製造装置を1台導入することで、連続的に純水の製造が可能になり、イオン交換樹脂の再生に使う薬剤が不要になりました。このため、再生薬剤の排水処理も不要となり、電力使用量、水資源や薬剤を削減できました。工場排水の終末処理後の排水は、排水回収システムを導入し、再生処理(凝集沈殿等の濾過処理等)を行うことで、工場内の冷却塔やトイレなどに使う水として1日約千トン再利用しています。2020年度目標最終処分率3%以下排水回収システム

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