富士電機レポート2016
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Fuji Electric Report 2016362015年度報告地域社会から求められる 次世代育成支援に貢献する企業であり続けたい 北海道富士電機(株)は1968年に富士電機の産業用電機品の直系販売会社として発足し、北海道内で地域密着の営業活動を展開しています。地域社会への貢献を目指し、次世代育成支援の一環として、近隣小学校へ電気やエネルギーに関する出前授業に取り組んでいます。 理科教室開催のきっかけ 「理科教室を実施する以前は、海外の学校に日本語教材を寄贈するなどの活動を行っていましたが、もっと当社の業態や規模に沿った地域貢献ができないか模索していました」と当時のことを語ってくれたのは管理本部課長の萬田。 富士電機が実施している理科教室「手作りモータ製作」の取り組みを知り、電気品を扱う当社にとって、大いに意義のある活動と捉え、理科教室の開催に至っている。 当時会社近隣の札幌市立中央小学校に通うお子さんを持つ社員がいたため、その社員を通じて理科教室の出前授業を学校に提案した。校長先生が理科教育に熱心であったことと、当社の熱意が評価され、小学5年生の授業として2011年に採用された。「その社員とは実は私なんですが・・・」と横から照れ臭そうに話すのは中西取締役。初年度は営業部門の若手、中堅社員を中心に10名が参加していたが、回を重ねるごとに「また参加したい」と申し出る若手社員も増え、今では全員が「大切な地域貢献活動」として認識し、学校からも毎年開催の依頼がある。理科教室参加メンバー手作りクリップモータ製作をサポートする社員現場ルポ 次世代育成支援「北海道富士電機(株)の理科教室の取り組み」 札幌市立中央小学校での理科教室 2015年12月22日、札幌市立中央小学校で社員10名が参加し、5年生85名を対象に理科教室「手作りモータ製作」を開催した。参加者全員が完成できるように各テーブルに社員を配置し、子どもたちにアドバイスする。最初は 今後について 2015年度は会社から少し距離のある札幌市立平岸小学校でも開催した。「近隣地域における認知度が高まったことだけでなく、小学校の教育現場に携われたことで、社内にも『社会貢献できる会社なんだ』という自信が芽生えたことは大きな変化だと思います」(萬田) 北海道富士電機(株)では、今後も地域社会から求められる、次世代育成に貢献する企業であり続けるため、理科教室を継続していく計画だ。出前授業の様子平岸小学校児童からのメッセージカード(本社入口に掲示)回らないと悪戦苦闘している子どもも、試行錯誤の末、クリップモータが回ると「やったー」「回ったー」と各テーブルから歓声が上がり、子どもたちの楽しそうな笑顔に 接し、緊張していた社員の顔にも笑顔が戻る。 「子どもたちの熱心さ、モータが回った時の笑顔、アンケートに書かれた感謝の言葉などに触れるにつれ、通常業務とは異なる充実感、達成感を得ることができました」(道央営業部 高橋)。また、札幌市立中央小学校の校長先生からも「札幌市の教育として重視する『わかる・できる・楽しい授業』に直接的につながり、現代理科の最大の課題である体験の不足を補う素晴らしい機会」とのお言葉をいただいた。

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