ニュースリリース
東大先端研と富士電機システムズが 新しい組織連携を開始 東大先端研に「東大FES(Fuji Electric Systems)ラボ」を新設

2006年7月3日
東京大学先端科学技術研究センター
富士電機システムズ株式会社

 今般、東京大学先端科学技術研究センター(東京都目黒区、所長:橋本和仁、以下東大先端研)と富士電機システムズ株式会社(東京都品川区、取締役社長:矢内銀次郎、以下富士電機システムズ)は、「エネルギー・環境・生産の分野における次世代技術の早期実現」に向けた新しい形態の組織連携について、6月15日に協定を締結し活動を開始しました。

 東大先端研は、産学とのベストマッチングの機会を増やすべく、組織及び人の交流に力点をおいた組織連携を提供しています。
 一方、富士電機システムズは、今年4月に中期経営計画(2006-2008年度)を策定しましたが、その中で研究開発型企業を目指しており、その施策として従来の集合教育に加えて研究開発リーダー層の「個の教育」に注力しています。

 今回の組織連携では、両者のメンバーによる「共同ガバナンス委員会」を設置し、組織連携の方針を審議するとともに、東大先端研の中に「東大FESラボ」を新設し、富士電機システムズから研究員(ラボプロデューサ)を派遣しています。両者が近接し、研究者のフェース・ツー・フェースの交流を通じて、組織連携コンテンツ(体系的講座やワークショップなど)の企画と運営を推進してまいります。

【組織連携の概要】

1. 内容と特徴

 研究開発リーダー層の強化育成、人材ネットワークの構築
 組織連携を統括する「ガバナンス委員会」の設置
 組織連携コンテンツを企画運営する「東大FESラボ」の設置と研究員の派遣
 人材の交流やディスカッションの重視
 体系的講座やワークショップの運営
 革新的な研究シーズの共同発掘と共同研究の企画

2. 期間

2006年度より3年間の予定

3. 資金

東大先端研及び富士電機システムズが持ち寄り、共同ファンドを構成

お問い合わせ先

富士電機システムズ株式会社
東大FESラボ ラボプロデューサ 萩原 賢一
TEL:03-5452-5105/FAX:03-5452-5104

以上