ニュースリリース
双日と富士電機、世界最大のアルミ製錬プラントの拡張設備を受注

2012年3月21日
双日株式会社
富士電機株式会社

 双日株式会社(本社:東京都港区 代表者:加瀬豊)と富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表者:北澤通宏)は、アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・アルミニウム社(Emirates Aluminium Company Limited 本社:アブダビタウィーラ地区)から、最新鋭のアルミ製錬プラント向けに世界最大容量のアルミ電解用整流設備を受注しました。受注金額は約100億円で、2013年12月の完工を予定しています。

 今回納入する整流器設備は、アルミ製錬プラントにおいて、アルミの原材料であるアルミナの電気分解に使われる設備で、この分野で世界的に実績のある富士電機が製造し、設備の据付工事・試運転までをトータルで行います。
 双日と富士電機は、2007年にも第1期製錬所建設として年間生産能力約70万トンの同設備を約150億円で受注しており、第2期製錬所建設との受注額の合計は約250億円となります。
 この拡張により年間生産能力が年間約70万トンから約140万トンへと倍増し、単一のアルミ製錬ラインとしては世界最大となります。

アルミ地金は、自動車や飛行機の軽量化を図るための素材として新興国を中心に需要が伸びており、現在は全世界で年間約4000万トン生産されていますが、2030年には8000万トンまで倍増すると見られています。

双日と富士電機は、今後も中東を中心にアルミ製錬案件の受注拡大を積極的に展開していきます。

アラブ首長国連邦地図
【アラブ首長国連邦 地図】

【本件に関する問い合わせ】

双日株式会社 広報部 03-5520-5383
富士電機株式会社 広報グループ 03-5435-7206

以上