ニュースリリース
気候変動に対する取り組みが優れた企業としてCDPから最高評価を獲得

2020年1月20日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、2019年度の気候変動に対する取り組みとその情報開示に優れた企業として、CDP(注)から最高評価の「Aリスト企業」に認定されましたので、お知らせいたします。

■富士電機の気候変動に対する取り組み

 当社は、「豊かさへの貢献」「創造への挑戦」「自然との調和」を経営理念に掲げ、エネルギー・環境事業で、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献していくことを経営方針に定めており、地球環境保護への取り組みを経営の重要課題と位置付けています。
 気候変動に対する取り組みでは、地熱発電や水力発電などクリーンエネルギー関連設備や、パワー半導体やインバータなど省エネ機器を提供することで社会のCO2削減に取り組んでいます。また、自社工場に当社製エネルギーマネジメントシステムやインバータ、高効率空調など省エネ機器を導入するとともに、CO2以外の温室効果ガスについては、地球温暖化係数の高いガスの削減・代替を促進するなど、生産活動での温室効果ガス排出削減を推し進めています。
 なお現在、気候変動が及ぼす影響について、その特定や対策の検討を進めています。

【環境ビジョン2050について】

 「低炭素社会の実現」「循環型社会の実現」「自然共生社会の実現」を目指す「環境ビジョン2050」を策定し、2019年6月に発表しました。「低炭素社会の実現」に向けては2030年度目標を定め、サプライチェーン全体で生産活動での温室効果ガスの排出削減(環境負荷の低減)と、自社製品による社会のCO2削減(環境価値の創出)に取り組んでいきます。

(注)

CDPについて

 環境への取り組みを調査・評価・開示するNGO。環境問題に高い関心を持つ世界の機関投資家や主要購買企業の要請に基づき、企業や自治体に、気候変動対策、水資源保護、森林保全などの環境問題対策に関して情報開示を求め、また、それを通じてその対策を促すことを主たる活動としています。

以上