ニュースリリース
高速・大容量なデータ処理と高信頼性で、プラントの安定操業に貢献 監視制御システム向けコントローラ「XCS-5000」を発売
高速・大容量なデータ処理と高信頼性で、プラントの安定操業に貢献 監視制御システム向けコントローラ「XCS-5000」を発売
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2026年8月20日
富士電機株式会社
富士電機株式会社は、安全なデータ連携を実現する国際通信規格「OPC UA(注)」に対応し、高速・大容量なデータ処理能力と高い安定性を備えた監視制御システム向けコントローラ「XCS-5000」を発売しましたので、お知らせいたします。
(注)メーカーやOSを障壁とせずに機器間の接続連携を安全に行える産業用オートメーション分野の国際標準規格(IEC 62541)

1.背景
近年、産業プラント業界の生産現場におけるDXや工場のスマート化に伴い、各設備・機械を制御するシステム(OTシステム)と、企業全体の情報管理システム(ITシステム)との間で、スムーズなデータ連携を行える安定したシステム環境がより強く求められています。従来のコントローラは、トラブル時でもシステムを止めない強さ(高可用性)に優れる反面、膨大なデータ処理や、製造現場にある様々な機器をつなぐ共通の通信規格での対応が難しいという課題がありました。
この度発売したコントローラ「XCS-5000」は、従来機種と同等の高可用性を維持しつつ、高速かつ大容量なデータ処理を実現しました。また、システム間の接続性と安全性の高いOPC UAに対応したことで、システムの信頼性を維持しつつ、データ連携機能を大幅に強化しました。これらにより、お客様の工場の安定稼働とDXに貢献します。
2.特長
(1)大容量化と制御性能の大幅な向上により、高度なデータ処理を実現
従来機種と比較し、入出力メモリ容量を2倍に拡張したほか、命令処理速度を最大10倍、アプリケーション実行性能を3倍、Ethernet通信性能を8倍にそれぞれ向上させました。これにより、大規模化・複雑化するプラントの膨大なデータを高速かつ安定的に処理することが可能となり、お客様の高度なシステム要件に柔軟に対応します。
(2)OPC UAサーバ機能の搭載により、シームレスなデータ連携に貢献
OTシステムとITシステムとの間で、シームレスかつ信頼性の高いデータ連携を実現する技術として、OPC UAサーバ機能を標準搭載しました。さらに、SDカードの活用により、プラントデータの追跡と長期間にわたる蓄積を可能としています。これらにより、操業データの効果的な収集・分析を容易にし、お客様の生産現場におけるスマート工場化に貢献します。
(3)誤り訂正機能強化により、ハードウェアのさらなる高信頼性を実現
プロセッサのキャッシュメモリおよび主記憶のデータの保存・通信の途中で発生したビットの化け(誤り)を、自動的に見つけて修復する誤り訂正機能について、監視範囲の増強やFinFET(注)の採用による信頼性の強化を実施しました。これにより、工場内の電気的ノイズ等によって発生し得るソフトエラーに対する耐性を大幅に高めています。突発的なトラブルによるプラントの異常停止リスクを未然に抑制し、お客様の設備の安定稼働と事業継続に貢献します。
(注)立体構造の電流経路を持つトランジスタ。平面型より漏れ電流を抑えることで省電力性に優れる
3.発売時期
即日
<本件に関するお問い合わせ先>
富士電機株式会社 インダストリー事業本部 オートメーション事業部
システムセンター システム技術企画部
☎042-585-6092
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(注)
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本リリースに掲載している情報は発表日時点のものであり、予告なく変更する場合もございます。あらかじめご了承ください。