富士電機
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研究開発ハイライト

パワー半導体技術やパワーエレクトロニクス技術を中心に強いコンポーネントとシステムを創出する研究開発および、要素技術の複合により顧客価値を生むソリューションの研究開発に注力しています。
また、研究開発を加速するため、研究開発体制を整備し、製品開発に関わる機能は各事業部門が担い、全社の研究開発部門は技術マーケティング・先端研究・基礎研究に取り組みます。


研究開発方針

  • 先端技術の強化による強いコンポーネントとシステムの創出
  • 技術マーケティングを活用した競争優位性のある製品技術の開発
  • 当社の要素技術とオープンイノベーションの融合による新たなイノベーションの創出

2016年度の取り組み

強いコンポーネントとシステムの創出

■ モーションコントロールシステム

精密加工機などの位置決めの高速化と高精度化を可能とする新型のモーションコントローラならびにサーボシステムを開発しました。両製品を組み合わせたモーションコントロールシステムにより高速・高精度な駆動制御を実現し、より安全な操業を支えるセーフティ機能を搭載しています。

新型のモーションコントローラ
SPH3000D

新型のサーボシステムALPHA7

■ トレンチゲート構造 SiC−MOSFET

トレンチゲート構造のSiC-MOSFET*1を開発*2しました。 世界トップレベルの低抵抗(1200V、3.5mΩcm2)を実現し、本デバイスをインバータに搭載した場合、Siと比較して70%以上の損失低減(当社比)になります。今後All-SiCモジュールへの適用を進めます。

  • *1 Metal-Oxide-Semiconductor Field-Effect Transistor
  • *2 産業技術総合研究所が設立した「つくばパワーエレクトロニクスコンステレーション」での共同研究成果を活用

トレンチゲート構造を採用した
SiC−MOSFET


技術マーケティングを活用した製品技術の開発

■ 鉄鋼圧延設備向けライフサイクルサービス

お客様の設備の操業停止による損失を低減するため、鉄鋼圧延設備向けの異常診断機能を開発しています。設備の駆動制御装置に本診断機能を実装し、設備データの収集と診断を行うことで、設備の異常を事前に予測します。
今後は、診断機能をクラウド*3にも実装して、多くのお客様にサービスの提供を進めます。

  • *3 ネットワーク経由でデータを収集・解析するサーバーシステム

鉄鋼圧延設備
※ 写真の設備には本機能は実装されていません。

■ オムニチャネル自動販売機

(株)JR東日本ウォータービジネス様と共同で、自動販売機での新しい価値体験を提供するため、当社の決済インターフェース*4を搭載したデジタルサイネージ自動販売機を開発しました。 スマートフォンアプリを活用した事前決済や定期購入などを可能とし、飲料購入者の利便性を追求します。

  • *4 デジタルサイネージ用のアプリケーションと 自動販売機のソフトウェアを結ぶプログラム

新型デジタルサイネージ自動販売機

新たなイノベーションの創出

 国内の大学や研究機関と包括的な連携協定を締結し、共同研究を推進しています。また、筑波大学と山梨大学には寄付講座を設けてパワーデバイスやパワーエレクトロニクス分野の研究の推進と人材育成に取り組んでいます。


今後の取り組み

 SiCパワー半導体や自動車用パワー半導体、SiCを適用したパワーエレクトロニクス製品など圧倒的に強いコンポーネントと、そのコンポーネントとのシナジーを活かしたFA・PA(プロセスオートメーション)システムやIoTソリューションなどの研究開発に注力するとともに、新規案件への挑戦を通じた人材育成に取り組みます。

関連情報

  • 鉛フリーはんだ 富士電機グループの環境問題への取り組み
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