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富士電機ITセンター株式会社

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PROJECT STORY 02 富士電機のものづくりに革新を。 プラントプロジェクト管理システム「ProCeed」開発プロジェクト

コスト、スケジュール、ドキュメント……。
ものづくりに関わるあらゆる情報を一元管理し、共有し、可視化する。
富士電機のスマートファクトリー化に向けた一大プロジェクトにおいて、
富士電機ITセンターのメンバーたちは
いかにして、この使命を完遂させたのか。
同プロジェクトを牽引した二人のメンバーにその想いを聞いた。

MEMBER

  • 手配機能(コスト、スケジュール)主担当

    R.O

    2017年中途入社 政経学部出身

    経営推進システム部
    前職のSIerでは電機・重電メーカーのシステムを主に担当。富士電機ITセンターに入社後は、生産管理システムを中心に即戦力としての活躍を見せる。

  • ドキュメント管理機能主担当

    T.U

    2016年入社 工学部出身

    経営推進システム部
    海外販社向け基幹システム「G-MOTHER」のシステム運用・保守・新規導入を歴任。本プロジェクトでは、自身初となる新規開発に挑戦した。

未来を切り拓く、ビッグプロジェクト。

富士電機グループでは、売上・利益拡大に向けた「経営に資するITの変革」を実現する全社プロジェクト「IT Renovation」が進められている。そのテーマのひとつが、プラントプロジェクト管理だ。受注から生産、デリバリー、アフターサービスに至るまで、製品のライフサイクルにおいて生じる情報を共有し、可視化する。それによって、コストの抑制・生産性の向上を実現する。それが、プラントプロジェクト管理システム「ProCeed」の開発目的であった。同案件は、富士電機の未来を切り拓くための一大プロジェクト。その重大な使命に、メンバーたちは一様に高揚感を抱いていたという。

手配機能(コスト、スケジュール)主担当:R.O

コスト・スケジュールを可視化し、遅延や赤字の防止に貢献する。それが、私に与えられた役割でした。会社全体の重要施策である上に、プラント管理システムを手がけるのも初めて。ただ、不安はまったく感じませんでした。これは、自身が大きく成長するチャンスになる。周囲の期待に応えたい。そんな想いでプロジェクトに臨みました。

ドキュメント管理機能主担当:T.U

各部門や個人の管理に依存していたドキュメント共有や、図面作成の進捗管理をシステム化する。それが私に与えられたミッションでした。それまでは既存システムの運用保守業務や、機能追加を担当してきましたが、システムの新規構築は私にとって初めての経験。不安を感じていなかったと言えば嘘になりますが、このような役割を任されることを意気に感じていましたね。

熱い想いがぶつかり合う、本気の議論。

多様な製品群を提供する富士電機。すべての事業部門の製造工程を同じシステムで管理することはきわめて難しい。そこで、まずは類似点の多いパワエレ事業部門と発電プラント事業部門を対象にシステムを導入することが決定。IT部門だけでなく、各事業部門から担当者を選出し、一丸となってプロジェクトを推進していくことが決まった。しかし、その議論の場は大きく混乱し、要件定義・設計段階では大きな困難に直面したのだという。

ドキュメント管理機能主担当:T.U

それぞれが自分たちの仕事に誇りを持ち、熱い想いを持っているからこそ、『やりたいこと』と『譲れないこと』が尽きない。そんな感じでしたね。当初は膨大な要望を受け止めることしかできず、話を集約させるのに苦労したものです。その一方で、私たちのことをITの専門家として頼っていただいていることも強く感じました。その期待に応えようと、少しずつ交通整理を行うことで、『あるべき姿』を描くことができたのだと思います。

こうした新しいシステムを導入する際には、少なからず現場からの反発があるものだ。あらゆる情報を一元管理し、可視化できる。それだけ聞くと、さも便利であると思いがちだが、実際にはその情報を登録する新たな工数が発生することになる。これまで肌感覚で仕事を進めていた人が「なぜ、そんなことをやらなければならないのか?」と感じるのは仕方のないことだ。

手配機能(コスト、スケジュール)主担当:R.O

「やりたいこと」と「できること」とすり合わせながら、現場のメンバーの動機づけをしてもらう。現場に納得してもらえるシステムをつくるという意味では、現場を代表する担当者と一緒になって進めてきたことが大きな追い風になったと思います。費やした時間はおよそ1年。半日近い会議を130回も重ねてきた甲斐がありました。時には会議をどう乗り切るかの会議を開いたこともありましたから。

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