実践報告書【2024年12月】
- 所在
- 日野市多摩平1-14-97
- 園名
- ピノキオ幼児舎富士ライフ豊田園
- プログラム全体テーマ
- 「他者へのおもいやり」
1.活動のテーマ
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テーマ
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テーマの設定理由
今回も交流会を基本活動とし、12月に何をするか話し合った。12月は子ども達の楽しみなイベントクリスマスがある為、話し合いを始めると「クリスマスがいいんじゃない」「プレゼントあげる」「クリスマスツリーつくろう」などイメージしやすい分アイディアが沢山でたので「クリスマス」を交流のテーマにした。
2.活動スケジュール
- 11/29
話し合い(テーマ決め、内容、プレゼント決め)
※全体での話し合いと7人前後の小グループに分けての話し合いを実施
※決めた歌や体操は毎日少しずつ取り組んでいく
- 12/10
プレゼント作り(折り紙、メッセージ作り)
- 12/11
プレゼント作り(描画)
細かい作業(リボンの結びつけなどは保育士が手伝う)
- 12/23
2階交流会当日
(当日朝に2階あんしん館より感染症対策の為、テラスでの実施要請あり)
3.活動のために準備した素材や道具、環境設定
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折り紙、画用紙、メッセージカード
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体操
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歌(夢をかなえてドラえもん)の楽譜
4.探究活動の実践
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①話し合い(前回の振り返り、テーマ、内容決め)
〈活動の様子〉
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②話し合いで決まった内容
- 歌「うさぎのはらのクリスマス、夢をかなえてドラえもん」
- 体操「ジャンボリーミッキー」
- 手品(10月に披露できなかったので12月に披露する)
- プレゼントを渡す(サンタとトナカイをモチーフにしたカード)
当日は感染症の流行で施設に行けず、テラスでの実施(二部制)となった。
①歌「うさぎのはらのクリスマス」、手品、体操
②歌「夢をかなえてドラえもん」、手品、体操
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③話し合い内容のまとめ
- 話し合いはクリスマスというテーマが早々に子ども達から出てきたのでイメージしやすく、アイディアも沢山でた。10月の交流会で見せることができなかった手品と体操を見せたいという希望が多かった。クリスマス製作に取り組んでいた最中だったので、それに関連したプレゼントを考え提案する姿も見られ、日常の取り組みと交流会という取り組みにつながりができている様子も見られた。
- プレゼントづくりはとても楽しんでいた。サンタクロースを作ったことがあったので覚えている子もいて作り方に困っている子がいるとわかる子が教えている姿も見られ自然と協力する姿が見られた。合わせて製作したトナカイは作るのが難しかったようで、友達同士では作ることができなかった。
しかし、保育者にわからないことは聞くことができ、あきらめずに取り組み作り上げていた。その際も2階のおじいちゃんおばあちゃんが喜んでくれるかを想像しながら楽しそうに取り組んでいた。 - 楽しみに前日まで取り組んでいたが、当日に感染症が数名出たため急遽対面での交流が中止となった。
しかし、施設の職員と相談の上、テラスで距離をとっての実施はできることになった。対面での交流ができず、子ども達は残念そうだったがテラスで精いっぱいのことを頑張って取り組んでいた。12月の交流会ということで、おじいちゃんおばあちゃんたちもクリスマスプレゼントを用意してくれ、思わぬプレゼントに子ども達も喜んでいた。
5.振り返り
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- 10月に見せる予定だった手品や体操が延期つづきになってしまったが、子ども達が2か月たった今でも「見せたい」「やりたい」という思いを話す姿に、交流会への意欲や期待を強く感じた。また、しっかりと手品や体操も覚えていることにも驚いた。
- プレゼント製作は子ども達からクリスマスの製作など今まで行ったことを取り入れるアイディアがでた。今までの経験を活かし、アレンジして作り上げる姿に子ども達の対話の中から生まれる柔軟な発想に驚くとともに、この継続的な取り組みの成果を感じることができた。
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〈活動全体の様子〉