オートメーション監視制御システム MICREX-VieW FOCUS
監視操作機能

優れた視認性と操作性で、タイムリーで正確な状況把握を実現

フルHD対応、デュアルモニタ対応により、優れた視認性を実現しています。パソコンだけでなくタブレットでも操作可能な、優れた操作性を実現しています。また、世界的に汎用性の高いInTouch採用で、プラント画面構築用の豊富な部品が標準搭載されています。電力デマンド、PIDオートチューニングなど、プラント運用に必要な各種機能を標準装備しています。帳票機能はExcelをベースとして、フリーフォーマットで作成できます。

  1. 1.

    アラーム帯:最新アラームを表示します。

  2. 2.

    警報停止

  3. 3.

    進む、戻るボタン:前画面へ画面遷移します。

  4. 4.

    オペレータレベル

  5. 5.

    お気に入りメニューリンク

  6. 6.

    時計機能

  7. 7.

    設定メニューリンク

  8. 8.

    下部メニュー:複数切替可能

  9. 9.

    下部メニュー:よく使う機能はワンクリックで呼び出し可能

優れた操作性・視認性

重要なアラートのみが目立つ表示、背景色と文字色のコントラストの見直し、ひと目で状態を認識できるシンプルな画面構成を採用。またトレンド表示の拡大など、タブレットの小さな画面でも見やすいように視認性を強化しました。クラシック版の洗練された使用感はそのままに、より優れた操作性と視認性を実現しています。

見やすさを追求した配色

日光下では反射して画面が見づらくなるブラックを抑え、また人によっては区別しづらいカラーリングを変更するなど、色覚多様性にも配慮。すべての人に正確に情報が伝わる配色を採用しました。見る場所や使う場所、利用する人を選ばない配色により、さらなる見やすさを追求しています。

誤操作を防ぐUI

各操作部品の間隔を見直すことで、モバイルデバイスでも誤操作が起きにくいレイアウトになりました。また間違えてボタンを押してしまった場合でも、確認用のメッセージが表示されるため、操作ミスの心配がありません。挙動設定は自由に変更できるので、PCでの操作時は1挙動、タブレットでの操作時は2挙動にすることが可能です。

フレキシブルなデザイン

使い慣れたデザインを引き続き利用したいというニーズに対応し、従来までのクラシック版とユニバーサルデザイン版を自由に切り替え可能。どちらのデザインでもお好みの方を利用できます。またフェースプレートやループの配色だけ、クラシック版に変更できるなど、柔軟性の高いデザインを採用しています。

汎用性の高いフェースプレートの作成(注1)

3パターンのアナログ計器と100パターンのデジタル計器を定義し、任意のフェースプレートを作成することが可能です。デジタル計器は、ボタン8個、16色、ボタンテキストを定義することができ、様々な状況に対応できる汎用性を実現しています。他のフェースプレートと同様にグループパネルやTAGメニューに登録と表示が可能です。

人に依存しないPIDオートチューニング

PID制御の対象に応じて、最適なPID定数の自動算出と設定が行えるため、スキルや経験を必要としません。

システム定義などをExcel形式で出力可能(注1)

FOCUSの定義一式、帳票定義、システム情報をExcel形式で一括出力することができるドキュメンター機能により、FOCUSシステムの全定義を一目で確認できます。

トラブル防止に有効な差分チェック機能(注1)

FOCUSの定義変更の前後をドキュメンター機能により差分チェック。変更箇所を出力して確認することで、システムトラブルを未然に防ぐことが可能です。

プラントパネル

プラントに合わせて、オリジナルの監視制御画面の構築ができます。また、操作部よりデータ設定、機器操作、割込み表示、画面リンク操作を行うことができます。

お気に入りメニュー

各画面を登録し、メニューからの呼び出しが可能です。また、オペレータごとにお気に入りの画面を自由に登録し、メニューから呼び出すことができます。

TAGメニュー

オペレータステーションで監視する内部計器を一覧表示し、内部計器の状態および札掛け状態を一括で確認することができます。

グループパネル

コントローラ内部計器の状態を棒グラフや数値など、操作・監視しやすい計器図の形で表示します。また、制御モードの切り替え、データの設定操作を行うことができます。

ループパネル

内部計器の状態を詳細表示します。また、内部計器のパラメータを変更して、1制御ループの調整を行うことができます。

札掛け設定

保守や調整時に内部計器へ札掛けをして、誤操作を防止することができます。札掛けは操作禁止札(操作不可)、注意札(操作可能)の2種類があります。

アラーム履歴、サマリーパネル

アラーム履歴で過去に発生した警報を、サマリーで現在発生中の警報を確認できます。任意の文字列による警報の抽出表示や、表示日時範囲の警報と動作履歴をCSV変換出力も可能です。

ヒストリカルメッセージパネル

過去の操作履歴の表示に加え、本パネルから呼び出したアラーム履歴画面を動作履歴画面として表示します。日付範囲を指定して操作履歴をCSV変換出力することも可能です。

トレンドパネル

トレンドを8ループまで確認でき、オペレータにて割付変更できます。ペン単位のグラフ表示、計器図のポップアップ表示が可能。アラーム・動作履歴をポップアップ表示し、グラフ日時範囲を移動させることで絞り込み表示が行えます。

トレンドパネル(拡大)

デザインの刷新により、トレンドパネルの拡縮機能が新規追加されました。数値部の情報は最小限にとどめ、グラフの見やすさに特化した画面となっています。

帳票パネル

Excel形式で日報、月報、年報を作成表示できます。また、データ修正、更新、印刷を行うことができます。

天候入力

日ごとの天候情報を記録することができます。設定内容は天候(晴、曇り、雨、雪)と、接続詞(のち、一時、時々、無し)です。

アナンシェータパネル

警報発生の有無をグラフィカルに表示し、一目で異常を確認できます。さらにボタン操作により、あらかじめ定義したプラントパネルに遷移できます。

オペレータガイダンスパネル

オペレータへの指示、連絡事項を任意のタイミングでガイダンス発報させることができます。

システムコンディションパネル

システム状態をグラフィカルに確認できます。デザインの刷新により、システムコンディションパネルは、1ページ8コントローラ表示から16コントローラ表示に対応しました。

定数、タイマパネル

プラント運転で使用する定数、タイマの設定変更/現在値表示が行えます。

ヒストリカルデータCSV変換出力

過去のトレンドデータをCSV形式で保存できます。また、任意の時間で自動バックアップも可能です。また、トレンドメニュー単位で出力対象を選択できます。

コントローラメモリ(注1)

接続コントローラのメモリ状態を一括で確認できます。また、1画面上で複数コントローラの1点単位のアドレスが指定でき、アドレス情報の書出し/読込みやCSV書出しも可能です。

電力デマンド(注1)

契約電力、目標電力、現在電力、予測電力をグラフ表示します。目標電力を設定し、現在電力をもとに予測演算を行い、予測電力が目標電力を超えた場合に警報でお知らせします。

自動保存設定

指定した時刻に、前日分の帳票、トレンド、アラーム、操作履歴を自動で保存します。保存先は、外付けハードディスクなど、任意に指定できます。

オペレータレベル切替ウィンドウ

マスタ管理者からゲストまで、4段階のデータ操作権限を変更可能です。

ソフトキーボードウィンドウ

ハードキーボードを使わずに、文字や数値の入力ができます。画面の小さなタブレットでもタッチ操作で入力がしやすいようにボタンを大きく表示しています。

アラームマネジメント設定ウィンドウ

不要なアラームをマスキングし、オペレータ負荷を軽減します。運転中の1点単位のマスキングに加え、運転開始前に設備グループ単位でマスキング設定ができます。

カラー色変え印刷設定ウィンドウ

インクの消費量を削減するために背景色を黒から白に変更する、見えづらい色を変更して印刷するなど、カラー印刷設定にて、自由に色を変えることができます。

注1

MICREX-VieW FOCUS Evolutinは将来対応