オープンリモートPIO “PROGRESSIO”
富士電機のオープンリモートPIO “PROGRESSIO”は、小形・高速・高信頼性のプロセス入出力装置です。DCSやPLC、パソコン用のPIOとして幅広くご使用いただけます。
概要
PROGRESSIOはベースユニットと各種モジュールで構成されています。
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1.
ベースユニット
各モジュールを実装するための筺体です。DINレール取り付けタイプまたは19インチラック取り付けタイプがあります。 -
2.
SB-BUS
各I/Oモジュールとバスインタフェースモジュールをつなぐ128Mbpsの二重化されたベースユニット内部バックプレーンバスです。 -
3.
電源モジュール
DCまたはAC電源を選択できます。二重化が可能です。 -
4.
バスインタフェースモジュール
伝送速度10Mbpsまたは100MbpsのEthernetインタフェースです。二重化が可能です。 UDP/IP上で動作するリアルタイム通信プロトコル“EPAP;Ethernet Precision Access Protocol"を搭載しています。 EPAPはEthernet上での通信の衝突を回避し、I/OデータやRAS情報のデータ交換を確実にかつ効率よく行います。また、メンテナンス用としてRS-232Cポートも備えています。 -
5.
I/Oモジュール
アナログ入出力、デジタル入出力などの各種のプロセス入出力信号の取り合いを行います。二重化が可能です。また活線着脱が可能です。I/Oモジュールの二重化時には、端子ブロックだけ切り離し、故障したI/Oモジュールの交換が可能です。