UPSバッテリ診断の紹介
UPSバッテリ診断の紹介
富士電機のUPSバッテリ診断についてご紹介します。
バッテリ診断サービス(バッテリースーパーチェッカ)
各地域のサービス拠点と連携して、各種バッテリを診断させて頂きます。作業依頼・御見積依頼はeメールでお願い致します。
バッテリを短時間でオンライン診断(バッテリの安心診断)
富士電機(株)電源CE部では、UPSバッテリ診断技術をもちいて受変電・非常電源等のバッテリ診断を行っています。安心診断では、設備使用中にバッテリを診断するため、特別な環境を必要としません。バッテリの抜き取り診断と異なり、運用中に全数の放電診断を実施する事で不良バッテリ・劣化バッテリの判定が確実に実施できます。また、不良バッテリの早期発見・即時是正により、バッテリを健全な状態に保ちます。
対象バッテリ
- MSE タイプ
- CS タイプ
- 据え置き形鉛蓄電池 2V・6V・12V
- 産業用バッテリ : 20Ah~3000Ahまで

診断方法
- 浮動充電中に実施
- 全数のバッテリを即日診断
- 放電による診断
- グラフによる診断表
標準作業人数
- 100セル以下 : 2名
- 100~200セル : 3名
その他
- 作業方法・費用については御相談ください。
- ご要望により、診断結果を基に設備保全計画の御提案をさせて頂きます。
- 対象バッテリ以外のバッテリタイプについては御相談ください。
- BSCによる診断は、富士電機にて、特許取得済み。
診断作業
バッテリメーカーのとは関係の無い診断で、中立で公平な診断・判断を実施致します。
1セルに対する作業の流れ
- バッテリに電圧測定リードの接続
- 放電用電流クリップの接続
- BSCにより放電(0.5秒)
- 放電用電流クリップの取り外し
- 電圧測定リードの取り外し次のバッテリに移動

バッテリ診断サービスの作業内容
- 浮動充電電圧の測定
- 環境確認(室温・湿度の測定)
- バッテリ外観確認
- バッテリの短時間放電特性の測定(BSC診断)
- 作業結果のご報告
バッテリースーパーチェッカー(BSC)による短時間放電診断
短時間で簡単にバッテリを評価。 電気設備用バッテリの最適診断をご提供いたします。
※バッテリ診断装置の販売はしておりません。富士電機では、バッテリ診断サービスをご提供させて頂いております。
■診断時間(※500Ah以下の場合)
- 50~60セルのバッテリ : 2時間程度/2名
- 200セル程度のバッテリ : 4時間程度/3名
富士電機からの提案
- バッテリの放電能力を見極めていますか?
- 経年劣化による能力低下を評価していますか?
- 設備実運用のままで、代替・仮設バッテリをなしで従来の点検と同じ時間でバッテリ能力を診断しませんか?
- 全数のバッテリを何度でも診断してきめ細かく管理することで、現状より長期間使用ができるかもしません。更新サイクルを延ばしてみませんか?
- 複数ある設備に対しても、一元化された評価をしなくてよいですか?
BSCによる診断の特長
バッテリの基本能力である放電にて診断致します。
(基本 : 1C・0.5秒の放電) ※Cは、バッテリの10時間率容量
- 同一電流で放電特性を比較する事と、バッテリ個々の能力比較が容易に把握できます。
- 放電時の内部抵抗を測定できます。
- 設備運用中でも、バッテリを放電診断しますのでバッテリの能力を診断できます。
- ひとつひとつのバッテリに対して経過年数による継続管理を可能とします。
- 短時間放電診断の手法は、富士電機にて特許取得済み。

診断作業

2008年度PM優秀商品賞
【実功賞】を受賞
バッテリ診断(動画)
CS170E×52セルの作業時撮影
動画中では、2個のバッテリを測定しています。
注意 動画ファイルは wmv ファイルです。
ファイルを見るためには、「Windows Media Player」等が必要です。
1セルに対する作業の流れ
- バッテリに電圧測定リードの接続
- 放電用電流クリップの接続
- BSCにより放電(0.5秒)
- 放電用電流クリップの取り外し
- 電圧測定リードの取り外し
次のバッテリに移動