FAQ
FAQ
無停電電源装置(UPS)
- バッテリの交換方法について教えてください。
- 保守サービスについて教えてください。
- UPSの取扱い説明書を無くしてしまいました。入手可能でしょうか?
- 60分以上バックアップできるUPSはありますか?
- カタログの入手方法は?
- UPSや電源状態の監視、コンピュータのシャットダウン方法は?
- UPS管理ソフトを使用する場合、UPSとパソコンの接続に市販のRS-232Cケーブルを使用することは可能ですか。
- シャットダウンソフトを使わずにコンピュータをシャットダウンできますか?
- UPS管理ソフトやシャットダウンモジュールの対応OSは?
- 保守バイパス回路が有効なケースは?
- 突入電流(ラッシュ電流)が発生する負荷に対する注意点は?
- 回生電力が発生するモーター負荷に対する注意点は?
- バッテリ寿命に対する注意点は?
- 設置環境に対する注意点は?
- 小型UPSのJANコード表はありますか?
- UPSのアフターサービスに関して教えてほしい。
Q1. バッテリの交換方法について教えてください。
交換方法は機種によって異なります。ご購入先にUPSの形式と台数をご連絡ください。ご購入先が不明の場合は弊社営業窓口、またはサービス拠点にお問い合わせください。
Q2. 保守サービスについて教えてください。
保守サービスのメニューにつきましてはこちらのページをご覧ください。
Q3. UPSの取扱い説明書を無くしてしまいました。入手可能でしょうか?
取扱い説明書はこちらのページからダウンロードできます。こちらに無い機種につきましては弊社営業窓口、またはサービス拠点にお問い合わせください。
Q4. 60分以上バックアップできるUPSはありますか?
弊社EX100シリーズ、GXシリーズ、RXシリーズには増設バッテリが用意されていますので、長時間のバックアップが可能です。カタログに負荷とバックアップ時間の関係を示すグラフが掲載されていますのでご覧ください。(こちらのページからダウンロードできます。)上記以外の機種につきましてもバックアップ時間の延長が可能な場合があります。こちらのページからご相談ください。
Q5. カタログの入手方法は?
弊社営業窓口、またはサービス拠点にお問い合わせください。こちらのページからダウンロードすることもできます。
Q6. UPSや電源状態の監視、コンピュータのシャットダウン方法は?
UPS管理ソフトを使用する方法と、Web/SNMPカードを使用する方法があります。UPS管理ソフトはコンピュータ上で動作させ、シリアル通信経由でUPSを監視します。 停電発生時、コンピュータをシャットダウンします。
Web/SNMPカードはUPS本体に実装し、ネットワークに接続します。また、コンピュータにはシャットダウンソフト「Netshut」をインストールしておきます。 停電発生時、Web/SNMPカードからの命令により、Netshutがコンピュータをシャットダウンします。
ネットワーク対応のUPS管理ソフトです。Windows、Linux混在システムを安全にシャットダウンすることが可能です。
モジュールサイズの小さいUPS管理ソフトです。英語版Windowsにも対応しています。
Webブラウザで電源やUPSが監視できます。同梱のシャットダウンソフト 「Netshut」で50台以上のコンピュータをシャットダウンすることができます。
Q7. UPS管理ソフトを使用する場合、UPSとパソコンの接続に市販のRS-232Cケーブルを使用することは可能ですか。
市販のRS-232Cケーブルでは動作しません。専用ケーブルをご使用ください。
UPS管理ソフトと通信ケーブル形式
UPS管理ソフトUPS | NetpowerView F | Pupsman | Windows標準 UPSサービス(*1) |
---|---|---|---|
NetpowerProtect シリーズ | FIFA/WS9 (NetpowerView Fに同梱) | FIFA/WS9(別売) | FIFN/WS9(別売) |
GX100シリーズ | FIFA/WS9 (NetpowerView Fに同梱) | FIFA/WS9(別売) | FIFH/WS9(別売) |
GX200シリーズ (1.5~3kVA) | FIFA/WS9 (NetpowerView Fに同梱) | FIFA/WS9(別売) | FIFN/WS9(別売) |
GX200シリーズ (5~10kVA) | 同上 | 同上 | FIFH/WS9(別売) |
*1 Windows2000以降のOSではUPS停止信号が出ません。
Q8. シャットダウンソフトを使わずにコンピュータをシャットダウンできますか?
Unix系OSのようにシリアルコンソールが実装されている場合、Web/SNMPカードからシリアルケーブルでコンピュータをシャットダウンすることができます。 そのためシャットダウンソフトをインストールする必要がありません。 Web/SNMPカードの詳細こちらのページをご覧ください。
Q9. UPS管理ソフトやシャットダウンモジュールの対応OSは?
各ソフトウエアの対応OSはこちらのページをご覧ください。掲載されていないOSの対応予定など技術的ご質問につきましては、こちらのページをご利用ください。
Q10. 保守バイパス回路が有効なケースは?
UPSを連続運転で24時間365日停止することなく使用する場合、負荷に給電しながらUPSの保守点検や修理などが安全にできるように下図のような保守バイパス回路を設けることを推奨しています。ご要望により保守バイパス回路を内蔵した「保守バイパス盤」を構築できる機種や、保守バイパス回路を標準装備している機種があります。詳細は弊社窓口までお問合わせください。
Q11. 突入電流(ラッシュ電流)が発生する負荷に対する注意点は?
通常のモーターや変圧器は電源投入直後、定格の数倍以上の過電流が流れます。一方UPSは過電流供給能力は少なくUPSの定格の1.5倍程度で、それ以上の場合はバイパス給電に切り換わります(バイパス停電中は給電停止)。過電流が頻繁に発生するケース(例えば1回/日以上)では故障の原因となることもありますので、UPSの適用容量のランクアップの配慮や部品交換周期の短縮などが必要となります。また、ミニUPSにレーザープリンタを適用する場合も同様の注意が必要です。
Q12. 回生電力が発生するモーター負荷に対する注意点は?
モーターの回生電力が直接UPSに戻るとUPSの故障の原因となります。通常のケースでは回生電力は他の負荷に吸収され、UPSに戻ってくることはありませんが、例えばすべてのモーターを一斉に回生制動をかけるとUPSに戻ってくることになりかねませんので、モーターの回生電力がこのようなことにならないようご配慮ください。
Q13. バッテリ寿命に対する注意点は?
バッテリの寿命は周囲温度や接続機器の条件により大きく影響を受けます。例えばミニUPSの場合、標準的な環境(周囲温度25℃ 定格負荷)での寿命は3~4年ですが、温度が10℃上昇すると寿命は半減します。詳細は各機種の取扱説明書をご覧ください。
また、寿命が尽きたまま使い続けると、液漏れや発煙などのおそれがあります。バッテリは定期的に交換してください。
Q14. 設置環境に対する注意点は?
UPSは高い信頼性を要求される装置であり、高品質を維持するには設置環境が極めて重要となります。温度条件のための換気スペース、場合によっては空調機の設置、保守スペースなどは充分な配慮をお願いします。また、導電性塵埃、腐食性ガスの侵入なども充分留意して頂きたくお願いいたします。
Q15. 小型UPSのJANコード表はありますか?
こちらのPDFをご覧ください。載っていない場合は、弊社営業窓口へお問い合わせください。
Q16. UPSに関するアフターサービスに関しては下記のページをご覧ください。
http://www.fujielectric.co.jp/products/power_supply/service_support/afterservice/index.html