NetpowerView F(パッチモジュール Windows版2002-02)

注意事項

NetpowerView F(UPS管理ソフト)を不使用またはサービスを停止した状態でUPSをご使用の場合、添付RS-232Cケーブル(FIFA/WS9)によるUPSとPC間の接続を切り離してください。

ダウンロード

Windows版不具合修正内容

対象

NetpowerView F V4.8/4.7(Windows版)-UPS管理プログラム
パッチモジュール版数 : 2.0.0.0

修正内容

以下の不具合を解消しました。

  1. 1.

    UPSとサーバ間をUPSに添付している専用RS-232Cケーブルで接続している場合、サーバの起動時にサーバのCOMポートからUPSに対して不定なデータが送信される時があり、UPSはその不定なデータをUPSシャットダウンコマンドと誤認識してしまい予期しないタイミングでUPSの出力を停止してしまうことが稀に発生します。
    (本現象が発生すると、サーバやI/O機器の電源が予期しないタイミングで切断されることになります。)この不具合を解消しました。

  2. 2.

    スケジュール運転中に下記タイミングで停電が発生した時に、再起動時間がずれる不具合を解消しました。
    ・タイミングについて
    スケジュールの停止予定時間前に停電が発生し、UPS管理プログラムが停電でのシャットダウンを行った場合で、スケジュールの設定でUPSの出力を停止している期間中にUPSへの電源が復電した場合です。

    • 予定スケジュール ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄__________ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ↑停止予定時間 ↑再起動予定時間

      入力電圧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_______ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

      ← 停電 →

      出力電圧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_______ ̄__________ ̄ ̄
      ←ずれ→ ↑再起動予定時間
      時間 ← ずれ→↑実際の再起動時間
      パッチ適応後
      出力電圧  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_______ ̄_____ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ↑再起動予定時間
       
      ずれ時間は、復電した時刻から停止予定時間を引いた時間になります。

インストール

  1. 1.

    administratorでログインしてください。

  2. 2.

    パッチモジュールのインストールを行う前に、すべてのプログラムを終了してください。

  3. 3.

    パッチモジュールのインストーラ(upsmanspsetup.exe)を実行してください。

  4. 4.

    パッチモジュールのインストールが開始されます。

  5. 5.

    インストール完了を知らせるメッセージボックスが表示されます。

  6. 6.

    「OK」ボタンを押して終了してください。

アンインストール

パッチモジュールのみのアンインストール

  1. 1.

    NetpowerView Fをインストールしたフォルダの"unupsmansp.bat"を実行します。
    デフォルトでNetpowerView Fは、"c:\Program Files\ups"にインストールされます。
    この場合は、"c:\Program Files\ups\unupsmansp.bat"にあります。
    WindowsNT4.0の場合、アンインストール時にUPSMANサービスの停止を行う確認プロンプトが表示されることがあります。この場合、"y"キーを入力して パッチモジュールのアンインストール作業を継続してください。
    この場合、UPSMANサービスは、停止していますので、パッチモジュールのアンインストール後、UPSMANサービスを起動してください。
    UPSMANサービスの起動方法
    "スタート"-"設定"-"コントロールパネル"-"サービス"を起動してください。
    サービスダイアログ中の"UPSMAN"を選択し、UPSMANサービスを開始してください。

NetpowerView Fと一緒にアンインストール

NetpowerView Fをアンインストール時にパッチモジュールも一緒にアンインストールされます。

パッチのインストール有無の確認

パッチモジュールは、サービスとして起動します。サービスの名称は、UPSMANSPです。
パッチモジュールをインストール後は、UPSMANSPがサービスとして登録されます。
パッチモジュールがインストールされているかの判断は、UPSMANSPサービスの登録の有無でご確認ください。
パッチモジュール版数の確認
パッチモジュールの実行ファイルはupsmansp.exeです。このファイルのプロパティを表示し、"バージョン情報"-"ファイルバージョン"でご確認ください。
デフォルトでNetpowerView Fは、"c:\Program Files\ups"にインストールされます。
この場合は、"c:\Program Files\ups\upsman\upsmansp.exe"にあります。

サポート窓口

お問い合わせ・サポート

電話でのお問い合わせ
Webからのお問い合わせ

関連情報

大規模設備バックアップ

インターネットデータセンター・半導体製造工場・金融センター など

中規模設備バックアップ

中小サーバルーム・製造ライン・ビル・放送・病院・研究施設 など

機器・ラック規模バックアップ

コンピュータ機器・ネットワーク機器・サーバラックシステム・産業機器