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 特 長

先進のテクノロジー


機械振動を極限まで抑制   サーボに求められる「高性能・高精度」を追求   使いやすさを追求した新機能搭載(VVXタイプ)



機械振動を極限まで抑制
■ロボットアーム先端などの振動対策に効果的な、「制振制御機能」を搭載
当社オリジナルの制振制御機能(特許申請中)
ロボットアーム先端のような剛性の低い機構部分の高タクト運転では、アーム先端の振動抑制がタクトタイム短縮の大きな要素となります。FALDIC-αシリーズでは、当社オリジナルの「制振制御機能」を標準装備し剛性の低い機械の振動を低減させ、機械の高タクト化を実現しました。

制振制御なし
 
制振制御あり


■ノッチフィルタ、サーボアナライズ機能を搭載
ノッチフィルタ
機械の共振を低減するための機能です。機械毎に異なる共振点のデータを予めサーボアンプにパラメータとして設定することにより、そのポイントで発生する機械共振を低減することができます。

サーボアナライズ機能(オプション)
「制振制御機能」や「ノッチフィルタ」などの機能を効果的に活用するためには、機械固有の「共振周波数」などを解析する必要があります。パソコンローダ(オプション)に搭載の「サーボアナライズ機能」を使えば、実際にサーボモータを動作させることで、簡単にそれら機械系のデータを取得することができ、複雑な計算や勘にたよった調整が不要となります。

(データ取得例。ノッチフィルタの設定値や制振制御の設定値を、簡単に決定することができます。)



サーボに求められる「高性能・高精度」を追求
■指令追従(位置偏差≒ゼロ)形サーボ
位置決め整定時間は1ms以下
サーボ遅れを補償する新開発の先進モデル制御により、加減速時も含めて位置偏差≒ゼロとする運転が出来ます。指令パルスが無くなるのとほぼ同時(1ms以内)に位置決め完了信号を出力することができます。

■周波数応答600Hz
周波数応答600Hzを達成しており、高性能サーボシステムとして高タクト運転や高頻度加減速が実現できます。



使いやすさを追求した新機能搭載(VVXタイプ)
ゼロクランプ
インバータライクなアナログ電圧0~10V入力に対応しています。入力電圧が0V近辺になると、自動的にサーボロックになり、アナログ電圧ドリフトによる停止位置ずれが無くなります。

 

新オートチューニング
オートチューニング適用範囲がさらに広くなり、モータ慣性モーメント比100倍もの大慣性負荷にも対応できます。ゲイン調整値を指定する際は、タッチパネルのアップキー・ダウンキーで動作中の連続可変が可能(試運転モードFn010)。アナログ感覚で簡単にチューニングができます。

 

Z相オフセット
原点復帰動作に使うZ相(マーカ信号)の出力位置をパラメータで任意に設定できます。従来、機械的に行っていたZ相と原点LSの調整が不要になり、モータ据付・交換時のZ相パルス調整が簡単に行えます。