- 富士電機(株)
- 食品流通事業本部 生産統括部 三重工場
設計第三部 設計第一課
2008年度入社
工学部電気工学科卒
新人ながら新機種の開発・設計に参加
さらに優れた性能機器開発のために
2008年4月に富士電機へ入社しました。
1週間の富士電機全体の研修を受けた後、信州地区で自動販売機のお金を扱う機械である紙幣識別装置とコインメカニズムの製造実習を経て、6月に開発部制御開発グループに配属になりました。
- Q.1現在はどのような仕事を担当していますか?
- 私が配属された職場では、自動販売機やEdyの自動チャージ機などに使われる、紙幣識別装置の開発・設計業務を行っています。また、中国向けの自動販売機に使用される中国用紙幣識別装置の開発・設計業務も行っています。
私は現在、新機種の紙幣識別装置のデータ収集と評価を行い、そのデータを元に、解析・シミュレーションを行って、機器の改善・修正をする業務を担当しています。また、中国向けの紙幣識別装置に対しては、偽札に対応するための機器の改善・修正を行っています。 - Q.2仕事の難しい点、やりがいを教えてください。
- 機器の開発・設計の難しい点は、装置が市場において使用される環境や、お客様の要求を熟慮しながら開発・設計しなければならないところです。
一方で、新人ながら、新機種の開発・設計に加わることができ、数ヶ月後には自分が携わった製品が実際にお客様に使用してもらえると思うと、やりがいを感じます。日々、基礎的な知識を勉強していき、さらに優れた性能の機器を開発していきたいと思っています。 - Q.3仕事で失敗してしまったエピソードを教えてください。
- 大きな失敗というほどの経験ではないのですが、仕事が立て込んでいるときに、急いで作業を終わらせようと思ったことがありました。
機器の評価を行うため、プリント基板から配線を出す作業を行ったのですが、作業後、電源を入れても機器が動作しなくなってしまったのです。基板をよく見ると、作業をした周辺の部品を半田こてで焦がしてしまったようで、部品を交換するために余計に時間がかかってしまったことがありました。
プリント基板には米粒以下の大きさの部品が多く存在するため、扱いには慎重さが必要であると学びました。 - Q.4休日はどのように過ごしていますか?
- 休日は同期の仲間と買い物をしたり、ドライブに行ったり、会社の先輩と遊んだりしています。
夏には夏祭りに参加し、地域の人と交流する機会がありました。また、会社のスノボーサークルに入ったので、冬が楽しみです。
ある1日のスケジュール
- 7:00
- 8:10
- 8:25
- 8:45
- 9:00
- 11:00
- 12:30
- 13:30
- 16:30
- 18:00
- 18:30
- 19:00
- 21:30
- 22:00
- 23:00
- 23:30
富士電機のココがポイント!
研修はとても充実していて、研修に行きたいと上司に言えば行かせてくれますし、上司の薦めで研修に行くこともよくあります。
また研修では、富士電機でも全く違う分野の人が受講するので、その中でコミュニケーションを図ることによって、広い分野の技術の共有ができることが魅力だと感じました。
※内容は取材当時のものとなります。