- 富士電機(株)
- 技術開発本部 コア技術研究所 制御技術開発センター
制御システム開発部 高度アルゴリズムGr
2004年度入社
都市環境工学専攻 環境リスク工学分野卒
より良い技術、効率的な手法を考える
その過程にやりがいを
2004年に富士電機へ入社しました。
2005年度から、制御理論の実システムへの応用に関する研究を行っています。これまでに、下水処理場のブロワの制御技術開発、 温度調節計の新制御技術開発PID制御パラメータの調整ソフト開発を担当しています。
- Q.1現在はどのような仕事を担当していますか?
- PID制御パラメータ調整ソフトの開発を行っています。昨年度に作成したプロトタイプの調整ソフトに対して、開発メンバーである事業会社と連携を取りながら、ソフトの機能拡充、ブラッシュアップを行っています。
ソフト開発の仕様作成、設計、試験、評価を一貫して担当しています。 開発成果をまとめて、特許提案書の作成や学会発表による技術発信も行っています。 - Q.2仕事の難しい点、やりがいを教えてください。
- 温度調節計の新制御技術開発を担当していたとき、3ヶ月間で制御性能を実証する課題が与えられました。短期間で制御技術を実装すること、実験で性能を出すことに大変苦労しました。実験では実験機が故障するトラブルが発生したり、シミュレーションで想定できなかった問題が起きたりと、なかなか思うように結果が出ませんでしたが、苦労した分、制御性能が出たデータが取れたときはとても嬉しかったです。
問題に対して解決策を考え、より良い技術や手法を考案する過程にやりがいを感じています。 - Q.3仕事で失敗してしまったエピソードを教えてください。
- あるソフト開発で、開発工程を遅延させるという失敗をしました。工程管理や、他部署とのコミュニケーションが不十分だったことが原因です。
他部署の開発メンバーを巻き込み、互いに納得するまで話し合うことで工程が進み始めました。この一件で自己管理の甘さや、他部署との意思疎通の重要さを痛感しました。 意識を変えなければ、と気づいた出来事です。 - Q.4休日はどのように過ごしていますか?
- チェロを弾いています。大学時代の先輩に誘われて、アマチュアオーケストラに入りました。アンサンブルの楽しみを味わえると共に、様々な分野で活躍している人と知り合えてとても刺激になります。
仕事やチェロの弾きすぎで疲れたら、温泉に浸かって疲れを癒します。
ある1日のスケジュール
- 8:00
- 9:00
- 9:30
- 10:00
- 11:00
- 12:00
- 13:00
- 13:30
- 15:30
- 17:00
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- 19:30
- 20:00
- 20:30
- 22:00
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- 24:30
富士電機のココがポイント!
社員の育成を非常に大切にしている会社です。これまでに私は、多くの学会や社内外の研修、セミナーへの参加を経験させてもらっています。上司の勧めだけではなく、本人が積極的に参加を希望することもできます。
また、若手社員の積極性を奨励する会社でもあります。若手社員のアイデアや提案に対しても、良いものであれば採用されて実行する事ができます。
※内容は取材当時のものとなります。