富士電機
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富士電機テクニカ株式会社

FAQ

Q18.ヒータ断線警報器LA-3AR形は、負荷電流を監視しているだけですか?
また、CTの選定方法は?

LA-3AR形の動作原理は負荷電流のみを検出し、三相各相の電流値を相互に比較する方式です。
この方式は、出力電圧と負荷電流の両方を検出する方式と比較し、次のような特長があります。

(1)純金属系などのようにヒータ抵抗値が温度の変化により大きく変動する負荷に対しても使用できます。
(2)電源電圧変動の影響を受け難く、三相各相の電流がバランスしていれば誤動作なく検出できます。
(3)負荷が不平衡であっても、CTの定格値を各相の負荷電流値に合わせることで対応できます。

また、CTの選定について図1の例によりご説明します。この回路における各定数は次の通りとします。

電源電圧 :
200V
負荷ヒータ :
ニクロム200V、8.1kW(一相2.7kW×3回路)

この場合、負荷電流値は23.4Aとなりますので、APRの定格は45Aとなります。
APR-Nシリーズを使用する場合、CTを内蔵できるもの(Z88)もありますが、APRの定格電流が45Aとなるため、断線の検出感度はやや低下します。(図3の特性2)

検出感度を上げるには、CTを外付けとして、負荷電流の定格値に近いものを選定します。
CTは、APRの定格電流値と同一値のものが系列化されておりますので、その中から20A/0.1A(一次貫通は5T)を使用し、一次を4T(ターン)とすると25A/0.1のCTとなり、負荷電流の定格値の23.4Aに近くなります。
(100A/0.1Aも一次4Tで同様になります。)

(注)
CTは、二次側が0.1Aとなっており、APR専用のCT-5S形を用意しております。
図1 線電流検出例
図2 三相負荷 感度S5(抵抗負荷)