ニュースリリース
富士電機システムズ株式会社の事業構造改革について

2008年6月26日
富士電機システムズ株式会社

 富士電機システムズ株式会社(代表取締役社長:白倉三德)は、2008年7月1日付で、富士電機グループの機器・制御部門の中核事業会社である富士電機機器制御株式会社(代表取締役社長:肥後直人(注)7月1日付で就任予定)のシステム機器事業部門および電源営業部門と事業統合いたします。

1.統合のねらい

 今回の事業統合により、富士電機機器制御のシステム機器事業および電源事業のお客様の営業窓口を統一し、富士電機システムズが持つ世界各国のインフラ構築で培ったシステム・ソリューションのノウハウと、富士電機機器制御が持つ業界トップレベルのコンポーネント機器を融合させることで、お客様のニーズに合致した最適な商品提案を行います。
 同時に事業セグメントを再編し、両社のコア技術を生かした競争力のある事業に経営資源をシフトします。具体的には、「ドライブ事業」と「オートメーション事業」を新たな牽引事業と定めて徹底的に強化します。また、「産業プラント事業」と「発電プラント事業」を基盤事業とし、安定的な物量確保と収益力向上を追求していきます。

2.具体的な施策

(1)事業統合による新たな枠組みの構築

(2)新たな牽引事業の立ち上げと徹底強化

3.事業計画

 上記の施策により統合のシナジー効果を創出し、富士電機システムズとその連結子会社で構成する富士電機グループ電機システムセグメントにおいて、2008年度の売上高4,500億円、営業利益率4.5%(いずれも予想)を、2011年度には、売上高25%増の5,600億円、営業利益率7%を目指します。

【企業概要(2008年7月1日付)】

(注)

なお、富士電機機器制御から移管される事業は、(1)駆動制御、回転機、コントローラにかかる開発、設計、製造、販売、保守、点検、修理、改造および運転維持管理その他一切の事業(2)電源、電力量計およびモールド変圧器にかかる販売の事業です。

以上