ニュースリリース
米袋の全数検査を高速・高精度で実施する『食品放射能検査システム』の発売について

2012年6月21日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、厚生労働省が定める食品中の放射性物質の測定基準値に対応し、米袋に含まれる放射性セシウムを高速・高精度で測定できる『食品放射能検査システム』を発売しますのでお知らせいたします。

 食品に含まれる放射性物質に社会的な関心が高まる中、弊社では昨年より、食品をダンボール等の梱包状態のまま、ベルトコンベアに載せ、連続的かつ簡単に測定できるシステムを発売しております。
 今回発表する製品は、福島県が先般決定した、本年秋以降に収穫される米について実施する全袋検査に対応するために開発したものです。

 なお、本製品に適用している技術は、他の食品への対応や量産化に向けた更なる開発を現在行っております。この取り組みは、独立行政法人 科学技術振興機構(JST)の研究成果展開事業 先端計測分析技術・機器開発プログラムの一環として進めているものです。

1.特長

2.用途

米袋に梱包された米の放射能測定

3.製品仕様

(注)

よう素の判定有無は本体で設定可能です。

4.発売時期

2012年7月予定

5.販売価格(税別)

10,000,000円(本体価格)

【お客様問合せ先】

富士電機株式会社 電力・社会インフラ営業統括部
電力営業第二部 営業第三課
tel:03-5435-7049

富士電機株式会社 電力・社会インフラ事業本部
エネルギー流通事業部 放射線システム部
tel:042-585-6024

以上