ニュースリリース
屋外自立型パワーコンディショナの容量系列の拡充について
2016年6月28日
富士電機株式会社
富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、屋外自立型パワーコンディショナ のラインアップに低圧扱いとなる DC600V(555kVA)を加えましたので、お知らせいたします。
1.背景
国内のメガソーラー(大規模太陽光発電所)は設備認定量に対し未着工案件が多く、この先数年は建設需要が続くものと想定されます。 当社の屋外自立型パワーコンディショナは業界最高レベルの変換効率 98%に加え、空調レス構造により電力損失と設置工事費用の低減を実現できる製品として好評を得ています。今回既に発売しているDC1,000V(1,111kVA)、DC1,000V(1,000kVA)、DC750V(750kVA)の容量系列に DC600V(555kVA)を拡充しました。電圧の区分が低圧となる製品特長を活かし、コストダウンと小型化を実現しました。 これにより、お客様の幅広いニーズに対応していきます。
2.製品の特長
(1)屋外自立型、空調レス構造により設置費用を低減
屋外自立型のため、盤を収納するための建屋が不要となります。また、外気で冷却を行う空調レス 構造のためエアコンの設置が不要となります。これらにより、設置費用が大幅に低減されます。
(2)低圧扱いにより初期コストとランニングコストを低減
汎用性の高い定格出力電圧 AC210V や入力電圧 DC600V を採用しているため、低圧用電気部品 が使用可能となります。保守も容易となり、初期コストとランニングコストが低減されます。
(3)小型化により設置場所が拡大
新たに低圧に対応した設計・開発を行い、品質・性能を維持しながら小型化を実現しました。 小型化することで設置場所の選択肢が広がり、屋内型からの置き換えにも柔軟に対応ができます。
3.製品仕様

4.発売時期
2016年 7月
5.製品に関するお問い合わせ先
富士電機株式会社 営業本部 エネルギー統括部 営業第三部
03-5435-7048
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(注)
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本製品は、6月29日から7月1日にパシフィコ横浜で開催される「PV Japan」に出展します。
以上