原子力災害対策

原子力災害対策

富士電機では、半導体等のセンサーから計算機までの開発製造技術を駆使し、放射線測定装置と最新の計算機システムを高い次元で融合。各種放射線を正確かつリアルタイムに計測し、人体への影響評価、環境への影響評価など、放射線管理の高度化への取り組みに貢献しています。

すべての放射線安全管理を実現

富士電機の原子力防災対応放射線測定器・システムは、
国内外における万が一の原子力災害発生時に、本当の安心を提供します。

災害現場における放射線管理

汚染検査・線量測定

災害の発生時、現場周辺で緊急活動を行う自衛隊、消防、警察、自治体の方々は、大きな危険にさらされます。
富士電機の測定器・システムは、正確でより簡単な放射線の安全管理を実現し、緊急活動をサポートします。

線量率測定

線量率測定

γ線、中性子の空間線量率(Sv/h)を測定します。

表面汚染測定

表面汚染測定

人や物の表面に付着した放射線(cpm・Bq/cm2)を測定します。

被ばく量測定

被ばく量測定

緊急時の隊員の外部被ばく線量をリアルタイムに監視します。

ポータブル体表面モニタ

ポータブル体表面モニタ

全身の表面に付着した放射性物質を短時間で検出します。
本体は折り畳み可能で、ケースに収納して持ち運べます。

可搬型モニタリングポスト

可搬型モニタリングポスト

可搬型のモニタリングポストを監視ポイントに設置しクラウドシステム等にGPSの位置情報や放射線モニタリングデータの伝送が可能です。

モニタリングカー

モニタリングカー

放射線検出器や様々な機材を搭載した車輌で、移動しながら放射線モニタリングデータの伝送が可能です。

人と街に高度な放射線管理

個人被ばく・環境放射線管理

いま、人の被ばく、街の線量を管理することは、安心して生活するために必要となっています。
富士電機は、個人線量計・ホールボディカウンタ等による外部被ばく・内部被ばく管理システムや、周辺環境の放射線量を正確に測定する技術で、暮らしの安全を見守っています。

個人被ばく管理システム

個人被ばく管理システム

線量計の通信機能を利用し、線量計の警報レベル設定、設定時間毎の積算線量、最大線量率のデータ収集が可能です。

環境線量計

空間γ線線量率の測定および積算線量を測定。通常時は一定時間毎に、緊急時は自動的に2分毎にデータ送信し、簡易モニタリングポストとして活用可能です。OIL1・2対応。

高機能積算線量計

高機能積算線量計

高感度センサーを搭載した線量計。一般環境レベルの1nSv(ナノシーベルト)単位での被ばく線量の管理が可能です。

モニタリングポスト

モニタリングポスト

設置場所の空間線量を測定。低線量γ線、高線量γ線、中性子など測定目的に応じた様々な検出器を搭載しています。

シンチレーションサーベイメータ

シンチレーションサーベイメータ

低線量の空間γ線の測定に最適。SCA機能による特定核種の検知、USBデータ通信機能があります。

モニタリングカー

モニタリングカー

放射線検出器や様々な機材を搭載した車輌で、移動しながら放射線モニタリングデータの伝送が可能です。

リアルタイム線量測定システム

リアルタイム線量測定システム

設置場所の空間線量を測定。太陽光パネル、バッテリーなどを搭載しています。電源のない場所でも測定とデータ伝送が可能です。

チェア式ホールボディカウンタ

チェア式ホールボディカウンタ

放射性物質の内部被ばくを測定。座ったまま測定するので、小さなお子さまやお年寄りにも負担の少ない検査が可能です。

車載型ホールボディカウンタ

車載型ホールボディカウンタ

チェア式ホールボディカウンタを搭載した車輌。避難場所等に移動して内部被ばくの測定が可能です。

食の安心・安全 環境の放射線管理

環境放射能測定

内部被ばくにより人体にも影響を与える、食品や農地など土壌の汚染。これからは、環境の放射線管理も欠かせない問題です。
富士電機は、食品中の放射線濃度の測定や、田んぼや畑の汚染状況を正確に確認できる技術で、食や環境に対する不安を解消していきます。

ピコベータ

ピコベータ

環境試料中の極微量のβ線を検出。測定用途に応じて、サンプルチェンジャ等のオプションもございます。