受変電設備の予防保全
高圧配電盤部分放電診断サービス COPAS

高圧配電盤の部分放電を測定し配電盤の絶縁劣化を診断します。

絶縁劣化した配電盤は、明け方の高湿度(85%以上)の環境下で部分放電が発 生している可能性があります。
進展すると事故につながります。

劣化プロセス

概要

  1. 1.

    高経年の特高・高圧配電盤を対象にしています。

  2. 2.

    絶縁物の表面劣化から生じる部分放電電荷量を測定します。

  3. 3.

    終日連続測定により湿度変化による放電電荷量の変化を測定します。

システム構成

劣化診断フロー

対象配電盤・測定方法

  1. 1.

    高湿潤な環境で使用されている盤や絶縁低下が心配される盤

  2. 2.

    測定は、明け方の時間を含む12 ~ 24時間程度装置を取付けた状態の自動計測

測定結果から配電盤の劣化状態を評価し,今後の保守方法,更新計画について提案致します。

適用上の注意

  1. 1.

    測定装置用に100Vの電源を借用します。

  2. 2.

    超音波マイク取付時に対象配電盤の扉を開放します。(センサ取付後は、扉を閉めます。)

  3. 3.

    部分放電検出後の放電場所の特定には、別途、設備停止(停電)後の目視確認、必要に応じて付着物の分析を実施します。