ニュースリリース
シュナイダー・エレクトリック社との 受配電・制御機器事業分野の事業統合時期の変更について

2008年6月26日
富士電機ホールディングス株式会社

 富士電機機器制御株式会社(代表取締役社長:肥後直人(注)7月1日付で就任予定)は、受配電・制御機器分野において、アジアにおけるグローバルトップを目指すため、本年3月にシュナイダー・エレクトリック社との間で同社の日本における当該事業を事業統合することで基本合意し、以降、合弁会社の設立について最終合意に向けた話し合いを行なっていますが、独占禁止法など国内外の法規制の申請承認作業に遅れが生じ、当初予定していた2008年7月の合弁会社設立を変更することといたしました。シュナイダー・エレクトリック社との合弁会社の設立に関しましては、詳細内容が確定次第お知らせいたします。
 なお、これにより受配電・制御機器事業に関しては、2008年7月1日以降も当社にて継続することといたします。
 また、富士電機グループの事業再編に伴い、2008年7月1日をもって、当社のシステム機器事業部門および電源営業部門を富士電機グループの中核事業会社のひとつである、富士電機システムズ株式会社(代表取締役社長:白倉三德)に事業統合いたします。

 今後当社は、合弁会社の設立と並行して、受配電・制御機器のコンポーネント事業について以下の取り組みを進めます。

1.品揃えの拡充

 これからますます重要となる環境対応、省エネルギー、セーフティ、グローバル規格などに対し、品揃えの拡充を進めます。

2.営業体制

 お客様のニーズに的確に対応できるコンサルティング力を強化し、最適なソリューションを提案できる営業体制を整えていきます。

3.開発体制

 これまで事業所ごとに分散していた開発機能を統合し、製品企画から量産品の立ち上げまで一貫した体制を整備することで、新製品のタイムリーな市場投入を実現します。

【企業概要(2008年7月1日付)】

(注)

なお、(1)駆動制御、回転機、コントローラにかかる開発、設計、製造、販売、保守、点検、修理、改造および運転維持管理その他一切の事業(2)電源、電力量計およびモールド変圧器にかかる販売の事業については、富士電機システムズに統合します。

以上