ニュースリリース
(ベトナム)ハノイ駐在員事務所の開設について

2010年2月15日
富士電機ホールディングス株式会社

 富士電機ホールディングス株式会社(社長:伊藤晴夫、本社:東京都品川区)傘下の中核事業会社である富士電機システムズ株式会社(社長 白倉三德、本社:東京都品川区)は、2月1日にベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を設立しましたのでお知らせいたします。

1.設立の狙い

 ベトナムは中国プラス1として、外国資本による生産拠点の進出や、これらにともなう発電、水処理、交通など社会インフラ整備が急速に進展するなど、今後の市場拡大が期待されています。
 当社グループは、これまでもベトナム市場において日系進出企業や現地企業及び電力分野での実績がありますが、アジアエリア体制強化の一環として、ベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設することにより、当社グループが持つ技術やこれまでに取り組んで来ましたアジアエリアでの事業展開の経験と実績を活かし、ベトナム国内の社会・産業インフラの発展のために貢献していきます。

2.駐在員事務所の概要

3.今後の取り組み

 ハノイ駐在員事務所は、当社グループのベトナム市場における情報発信基地と位置づけ、ベトナムの市場およびお客様のニーズを収集するとともに、現地のお客様やパートナーとの信頼関係を構築し、市場・お客様に密着したサービスの提供を行います。

(1) ターゲットとする市場とお客様

  • エネルギー、環境保全、交通などの社会・産業インフラ事業向け産業プラントシステム市場

  • 日本、台湾、韓国などの外資系メーカ生産拠点へのコンポーネント市場(半導体や産業機器など)

  • 成長著しい現地空調機メーカやクレーンメーカなど

(2) グループ内企業の現地サポート

 これまで日本、シンガポールおよびタイの海外子会社からベトナム市場をサポートしてきましたが、現地に拠点を持つことにより、さらにキメ細かいサービス拡充を図り、ベトナムエリアでのお客様への支援体制を強化します。
 また、当社グループ企業で海外プラント事業に長年の実績がある富士古河E&C株式会社の現地法人とも連携し、事業拡大を図ります。

以上