ニュースリリース
インドネシア ムアララボ地熱発電所2号機向け地熱発電設備の受注について

インドネシア ムアララボ地熱発電所2号機向け地熱発電設備の受注について PDF (323KB)

2025年4月23日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社は、インドネシアのムアララボ地熱発電所2号機の地熱発電設備一式およびエンジニアリングを受注しましたので、お知らせいたします。

1.受注内容について

 ムアララボ地熱発電所2号機は、住友商事株式会社が一括工事を請け負い、当社は、蒸気タービンや発電機などの主要機器の製造・供給および、エンジニアリングを担います。

2.ムアララボ地熱発電所2号機について

 ムアララボ地熱発電所2号機は、当社が2017年に地熱発電設備一式およびエンジニアリングを受注し、2019年に運転を開始したムアララボ地熱発電所1号機に隣接して建設されます。2号機の建設で、同発電所の発電容量は、約170MWまで引き上がる計画です。

3.当社の地熱発電事業について

 地熱発電は、再生可能エネルギーである地中の蒸気・熱水を利用して発電します。当社は、腐食や摩耗に強い機器を設計・製造できることや高いエンジニアリング力を強みに、1960年以降、アメリカ、インドネシア、フィリピン、アイスランド、ニュージーランド、ケニア、日本など世界各地に地熱発電設備(蒸気タービン・発電機等)を納入。これまでの地熱蒸気タービンの累計納入台数は86台、合計発電容量は3,600MWを超えます。
 地熱資源量で世界第2位を誇るインドネシアでは、安定的な再生可能エネルギー電源の拡大を目指し、2035年までに地熱発電容量を現在の約2,600MWから約5,000MWへ増設する方針が掲げられています。
 当社はインドネシアでの地熱発電設備の更なる受注拡大を図るとともに、同地域の経済発展と脱炭素社会の実現に貢献していきます。

【参考】

ムアララボ地熱発電所の位置
ムアララボ地熱発電所の外観

(注)

本リリースに掲載している情報(製品仕様や問い合わせ先、価格等)は発表日時点のものであり、予告なく変更する場合もございます。