ニュースリリース
学校業務の効率化をサポートするクラウド型校務支援サービス 「スマート職員室」の提供開始について

2012年4月26日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)の子会社である富士電機ITソリューション株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:荒 安明、以下:FSL)は、クラウド型校務支援サービス「スマート職員室」の提供を開始しますので、お知らせいたします。

1.背景および狙い

 文部科学省による「教育の情報化ビジョン」(2011年4月発表)では、情報通信技術を活用した教職員の情報共有によるきめ細かな指導と校務負担の軽減を目的とした「校務の情報化」を掲げております。
 これに伴い、現在、政令指定都市をはじめとする大規模な自治体ではクラウド型の校務支援システムの稼働が始まりつつある一方、中小規模の自治体からは、より低価格で負荷をかけずに運用できる校務システムの要求が高まっております。

 本サービスは、1つのサーバ上で複数の自治体がシステムを共用できる方式を確立したことにより、従来方式と比べ6から7割程度の価格(5年間利用した際の当社実績比)で提供可能となりました。
 更に、堅牢なデータセンターによるクラウド環境を活用してシステムの監視・管理を行なうため、震災等の被災リスクを極小化し、安全・迅速に校務の効率化を実現します。

2.特長

(1)

教職員などの多様な事務作業(校務)や情報共有をサポートする「校務支援システム」(注)を活用
・回覧板・掲示板で情報共有することで、会議時間を削減できます。
・日々の入力から通知表・指導要録を作成できます。
・成績処理は、多段階評価・観点別評価に対応しています。

(注)カシオ計算機株式会社の小中学校向けWeb型パッケージシステム

(2)

安全かつ安心できる各種データ保管/利用サービス
基盤となるデータセンターは被災リスクの少ない立地場所に建設され、堅牢な設備の上に徹底した安全対策および高度なセキュリティ対策を実施しています。地震や津波、台風などの自然災害や、火事や事故など万一の事態が発生しても、しっかりと校務データを守ります。

(3)

迅速な運用開始を実現
校務に詳しい技術者が最適なICT(Information and Communication Technology)環境を構築しますので、短期間で運用を開始できます。

(4)

必要な機能に絞り込んで利用可能
大きな初期投資を必要とせず、月額料金で段階的に利用できます。

(5)

煩雑なシステム管理は不要
専門技術者がサーバの監視・管理やデータバックアップを行うため、本来の校務を妨げません。

(6)

手厚い運用サポート体制
・FSLが蓄積した、小中高4,000校のカスタマーベースと30年間の経験
・専用コールセンターを設置
・学校の実情に詳しいサポート要員(スクールアシスタント)の配置
・各学校のご要望に応じた帳票類のカスタマイズ〔別途オプション〕

《サービスのイメージ》

サービスのイメージ図

3.主な適用分野

10から30校程度の小中学校を有する中小規模の自治体向け

4.動作環境

(注1)OS、Excel等が動作するための容量は別途必要になります。

5.サービス価格

6.発売開始時期

7.販売目標

本サービスおよび関連システム導入を含め、2016年度までの累計で200億円

【お客様問合せ先】

富士電機ITソリューション株式会社 文教システム事業本部営業支援部
TEL:03-5817-5751
FAX:03-5817-5758
お問い合わせはこちら

以上