ニュースリリース
浙江大学-富士電機協業センターの設立について

2014年6月4日
富士電機株式会社

富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤 通宏)は、浙江大学(中国 浙江省杭州)と、中国市場での新事業構築に向けた協業活動について以下の通り合意しましたので、お知らせいたします。

1.協業の狙い

当社と浙江大学は2004年4月より共同研究を開始し、2006年には研究開発センターを、2010年にはこれを発展させた「浙江大学-富士電機イノベーションセンター」を設立して、日中間の産学連携による研究開発と事業化に向けたエンジニアリング実証、および協業パートナーの開拓を進めてきました。

6月3日実施のセンター設立調印式の様子。
6月3日実施のセンター設立調印式の様子。
浙江大学・林学長(右)と当社・北澤社長

この度、これまでの成果を踏まえ、中国の社会・産業インフラの発展、資源・エネルギーの有効活用および都市化に伴う環境保全ニーズに関する事業化検討を進めることを狙いに、双方のトップを理事長に置く「浙江大学-富士電機協業センター」を設立しました。

浙江大学が持つ豊富かつ優秀な技術・人材資源と、当社の技術・事業化経験の更なるシナジーを創出し、中国事業拡大の加速化と、中国における当社ブランド、プレゼンスの向上を図ります。

2.協業センターの概要

【浙江大学について】
中国・浙江省の省都である杭州市に位置する、中国最大規模の総合大学。前身は1897年に創立された求是書院で、1928年に正式に国立浙江大学と命名された、中国で最も古い国立大学の一つです。1988年には杭州市の4校(旧浙江大学、杭州大学、浙江農業大学、浙江医科大学)を統合し、数多くの学科を持つ全国重点総合大学となりました。

以上