ニュースリリース
米州火力発電事業強化に向けた火力発電プラントサービス会社の事業買収について
2015年8月4日
富士電機株式会社
富士電機株式会社(東京都品川区、代表取締役社長:北澤通宏)は、米国子会社である富士電機アメリカ社が、火力発電プラントサービス事業を展開するRTS Holdings社グループ(以下、RTS)(米国ミズーリ州サリバン)の事業のすべてを譲り受ける旨の契約を締結しましたので、お知らせいたします。
1.狙い
当社は、経営方針に「エネルギー関連事業の拡大」「グローバル化」を掲げ、海外事業の強化に向け、現地完結型ビジネスの基盤整備を推進しています。
近年、発電プラントの老朽化に伴い、各地で設備の点検・保守のニーズが拡大しています。
当社は、発電プラント事業において、サービス事業の強化を重点施策の一つとしており、今般、市場規模の大きい米州で、火力発電プラントのサービス会社を買収することとしました。
RTSは、同分野の専業として米州を中心に数多くの実績を持ち、同地域において火力発電事業者の認知度が高い会社です。
今回の事業買収で、当社は顧客に対し、更新需要の取り込みを強化するなど、米州における発電事業の拡大を図ります。具体的な取り組みは次の通りです。
■スピーディな保守・メンテナンス対応
お客様に納めた当社製品に対し、よりスピーディな点検・保守対応が可能となり、設備の停止期間の短縮に寄与します。
■サービスメニューの拡充
当社の補修技術、アフターサービスに加えて、RTSが保有するサービス技術・知見、設備を導入することにより、サービスメニューの拡充を図ります。
■サービス網の拡大
当社とRTS各拠点のサービスネットワークを最大限に活用し、サービス網の拡大を図ることで、提案活動を強化します。
2 .事業買収対象会社の概要
3.事業買収に伴い設立する新会社の概要
■ 出資構成図
【関係する当社子会社の概要】
富士電機アメリカ社
以上