ニュースリリース
「富士電機レポート2018」の発行について

2018年7月27日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(代表取締役社長:北澤 通宏、本社:東京都品川区)は、「富士電機レポート2018」を発行し当社ウェブサイトに公開しましたので、お知らせいたします。

1.富士電機レポート2018について

 富士電機レポートは、エネルギー・環境事業を通じた持続可能な社会の実現に貢献し、かつ持続的成長が可能な企業であることを示す、当社の企業活動の要点をまとめた年次報告書です。2018年度版の要点は次の通りです。

■事業報告

 2017年度の事業概況報告と2018年度の方針、経営計画などを紹介しています。主力事業であるパワエレシステム事業では、事業方針やシステムの活用事例を掲載するとともに、当該市場が活況な電子デバイス事業では、当社のパワー半導体の強み、産業や車載などの分野への適用範囲を紹介しています。

■CSR活動

 当社の事業活動を通じた「持続可能な社会の実現」への貢献をお客様・社会に対する価値創造の取り組みとして示すとともに、ESG(環境・社会・ガバナンス)の観点から定めた重要課題(下表参照)に対する2017年度の主な取り組みを紹介しています。

2.環境分野の取り組み

 ESG重要課題において、環境分野では、2009年に中長期的な道標として「地球温暖化防止」「循環型社会形成」「企業の社会的責任」を柱とした「環境ビジョン2020」を策定。この確実な実現に向け、3年単位の目標と活動計画を定めた「環境経営3ヵ年ローリングプラン」に基づき、継続的な取り組みを進めています。
 とりわけ地球温暖化防止に向け、「製品・サービスの提供」と「工場・事務所における省エネ活動」でCO2排出量削減を推進しています。2017年度は以下に取り組みました。

1)製品による社会のCO2排出量削減

 製品によるCO2排出削減貢献量は、インバータなどパワエレシステムの製品(280万トン)、発熱を抑えたパワー半導体など電子デバイスの製品(54万トン)の出荷が増大し、対昨年度349万トン増加した、2,579万トンになりました。

2)生産時のCO2排出量削減

 生産時のCO2排出量は、生産量が増大(対2016年度5.3%増)するなかでも、国内半導体工場におけるクリーンルームの集約や海外工場への太陽光発電(92kW)導入などにより、昨年度と同等の排出量(32.8万トン)に抑えました。また、エネルギー使用を最適化するFEMS(エネルギーマネジメントシステム)の国内マザー工場(鈴鹿、吹上)への導入を進め、今後さらなる生産時のCO2排出量削減につなげます。

4.公開先 (富士電機ウェブサイト)

・「富士電機レポート2018」

■ESG重要課題

以上