ニュースリリース
持続可能な社会の実現に貢献する「SDGsへの取り組み」ならびに「環境ビジョン2050」について

2019年6月20日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(代表取締役社長:北澤 通宏、本社:東京都品川区)は、持続可能な社会の実現に貢献する「SDGs(注)への取り組み」ならびに、新たに策定した「環境ビジョン2050」について、お知らせいたします。

(注)

Sustainable Development Goals

1. 富士電機が目指す姿

 国際社会では、持続可能な開発目標である「SDGs」や地球温暖化防止に向けた国際的な枠組みである「パリ協定」が採択され、経済成長と社会・環境課題の解決の両立に向け、企業にも社会の一員として、その実現に向けた積極的な行動が求められています。
 富士電機は、「豊かさへの貢献」「創造への挑戦」「自然との調和」を経営理念に掲げ、エネルギー・環境事業で、安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献していくことを経営方針に定めています。当社は、この経営理念及び経営方針の実践を通じて、SDGsの達成に貢献していきます。
 環境課題の解決に向けては、パリ協定に基づく日本の「地球温暖化対策計画」等を踏まえ、「低炭素社会の実現」「循環型社会の実現」「自然共生社会の実現」で構成される「環境ビジョン2050」を策定しました。
 同時に、こうした取り組みを踏まえ、社員の行動規範である「企業行動基準」を改定しました。サプライチェーン全体で社会・環境課題の解決に取り組み、企業活動を通じてSDGsの達成に貢献していくことを明記しています。

1)SDGsへの取り組み

 企業活動全体でSDGsの達成に取り組むべく、当社の企業活動とSDGsの17の目標との関連性を整理し、重点目標を定めました。今後、これらの経済・社会・環境的側面に対する取り組みを対外的に開示していきます。

■事業活動で取り組むSDGs重点目標

2)環境ビジョン2050

 当社は、地球環境保護への取り組みを経営の重要課題の一つと位置づけています。2009年には「環境ビジョン2020」を制定し、工場でのCO2排出量削減への取り組みや省エネ製品の提供により、環境負荷削減を進めてきました。
 環境ビジョン2050では、「パリ協定」ならびに日本の「地球温暖化対策計画」に則り、サプライチェーン全体で「低炭素社会の実現」「循環型社会の実現」「自然共生社会の実現」に貢献することを目指します。なお、温室効果ガス排出削減については、生産活動での温室効果ガスの排出削減に加え、自社製品によるCO2排出削減について2030年度目標を定め、あらゆる企業活動を通じてその達成を果たします。

以上