ニュースリリース
大容量冷凍自販機「FROZEN STATION」の発売について

2022年2月4日
富士電機株式会社

 富士電機株式会社(代表取締役社長:北澤 通宏、本社:東京都品川区)は、大容量の冷凍自販機「FROZEN STATION」を発売しましたので、お知らせいたします。

1. 背景

大容量冷凍自販機

 飲食店や食品小売店では、消費者のライフスタイルの変化に伴い、これまで店舗で提供していた料理や加工食品等を冷凍食品として販売するなど、商品の提供方法が多様化しており、これらの新たな販売チャネルとして、店先等の様々なロケーションで24時間販売可能な自動販売機に対するニーズが高まっています。

 今般当社は、限られたスペースで多くの冷凍食品を販売できる大容量の冷凍自販機を開発しました。飲食店や食品小売店等の販売機会拡大と消費者の利便性向上に貢献するとともに、省エネ設計により環境負荷を低減しています。

2. 特長

1)7種類、最大84個の商品を収容可能

 庫内の収容機構の省スペース化により、商品の収容個数の大容量化を実現しました。らせん状のスパイラルラックに商品を挟み込む構造により、標準設定で7種類、70個を収容することが可能です。またスパイラルラックは幅が異なるものに取り換えることが可能で、最大で収容個数を84個まで拡大することができます。様々な容器・パッケージに対応でき、幅広い商品の販売が可能です。

2)断熱設計により、消費電力を抑制

 庫内の断熱性向上のため、本体正面に内扉を設置しています。さらに商品の搬出経路に断熱自動扉を設けており、商品搬出時に冷気が外部に漏れることを防ぎます。当社独自の気密性の高い省エネ構造により、当社類似機種に比べて消費電力を約20%削減しました。高い保冷性能と環境対応を両立しています。

3)オペレーションシステムで商品の輸送頻度を低減

 本機には通信端末を標準搭載しており、売上や在庫などの販売データを遠隔地からリアルタイムで確認できる「オペレーションシステム」の利用が可能です。商品の補充頻度を低減し、輸送時のCO2排出量を削減します。

3. 製品に関するお問合せ先

富士電機株式会社 食品流通事業本部 営業統括部 営業第三部 営業第三課
☎03-5435-7077

(注)

本リリースに掲載している情報(製品仕様や価格、問い合わせ先等)は発表日時点のものであり、予告なく変更する場合もございます。
あらかじめご了承ください。