研究開発
研究開発テーマ
密閉型高電圧コンタクタ
#事業部門・生産技術部門 #器具 #安全・安心
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接点部密閉構造による小形、高遮断性能
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独自の接点構造による高過電流耐量と正逆同一遮断性能
直流配電システムや電気自動車の普及が進む中,需要が増加している直流回路用のコンタクタは,小型化および安全性と接触信頼性の向上が強く求められている。 開発した密閉型高電圧コンタクタは、遮断用ガスを封入した密閉カプセル内に接点部を配置したので,遮断性能が向上し,小型化と高接触信頼性が実現しました。
事故や不具合等により電路が短絡し過電流が生じても、接点接触状態を保持する独自の接点部構造により,業界最高の2万アンペアの過電流耐量を実現し、発火や破裂のリスクを大幅に低減します。また、主回路の無極性化と正逆両方向の同一遮断性能を実現しました。

外観

F1<(F2+P)
P :接点接触圧力
F1 :接点接触部に発生する電磁反発力
F2 :可動接点に作用する平行導体部の電磁力
接点部構造と大電流通電時の接点接触状態保持原理

永久磁石によるアーク駆動方向制御
トピックス
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2017年5月24日
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プレスリリース「密閉型高電圧コンタクタ」の発売
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2017年5月25日
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日刊工業新聞(10面)、電気新聞(4面)
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2017年5月30日
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日経産業新聞(20面)