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セラミックス用誘導加熱装
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高温でのセラミックスの焼成、熱処理用装置です。
不活性雰囲気下で加熱温度コントロールをします。非金属でもサセプターを介した加熱で2000℃の加熱処理が可能です。
富士セラミックス用誘導加熱装置は、高度なセラミックスの加熱と省エネ・省力化に貢献します。
燃焼形に比べ、燃費が約1/50に低減できます。
当社の豊富な誘導加熱の実績を生かし、安全、高効率を追求した構造です。特に、コイルと発熱体、真空容器を合理的に配置しており、余分な損失を生じません。
サイリスタの制御回路には、電算機電源用として特別に選別された信頼性高い部品を使用しています。これらの部品は、温度変化や振動などの過酷な試験にも合格した超一級品ばかりです。
高温に耐える断熱材を使用しているため、伝熱損失が少ない上に、均一高温加熱ができます。
制御装置はプリント板形式で構成しており、万一の故障に対しては、プリント板各部に配置した表示ランプにより、故障箇所が一目でわかり、簡単に修理が可能です。
自動温度制御装置を備えていますので、昇温→保温→昇温→保温→除冷などの温度制御を自動で行えます。
手動操作時の電源の操作は「始動」「停止」のスイッチと電力調整用のつまみを操作するだけです。 コンデンサや変圧器の調整は一切不要です。
高周波での電源容量が特に大きい当社製サイリスタを用いているため、盤は極めてコンパクトです。水冷式インバータでは、冷却水回路をクローズド回路とし、専用の二次冷却水装置を標準装備しています。
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誘導加熱により、大幅に省エネ効果があります。
あるユーザにて、燃焼炉を当社のセラミックス用誘導加熱装置に置換時の実績例を右表に示します。 -
2200℃の高温が得られます。
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雰囲気制御ができます。
真空、アルゴン、窒素など自由に雰囲気を設定できます。 -
任意の加熱パターンを設定できます。
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雰囲気の影響を受けにくい2色式を採用しています。
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この温度計で2200℃までの温度を検出し、自動温度制御ができます。
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温度計のガラス部には、じんあい除去用のスクレーバを装備しています。
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二重壁水冷式で、開閉操作は手動またはエアシリンダによって行ないます。
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真空および内圧に対するシールは完全です。
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二重壁水冷式のスマートな形状で、真空または加圧容器を形成しています。
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特殊断面を持った引抜き導体を用い、高い効率の加熱能力を発揮します。
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接続部は特に慎重に接続してあり、水漏れの心配がありません。
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絶縁はH種ワニスガラステープとワニスで施工し、真空中での放電の心配がありません。
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耐熱性はH種相当を採用し、コイル絶縁物寿命の大幅延長を図っています。
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グラファイトを主体とした2200℃に耐える高温用断熱材を用いており、コイル、発熱体間の少ないギャップでも放熱が抑制されます。
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充分な断熱により、発熱体内の均熱化が図れます。
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耐熱性の高い高純度のグラファイトを用いているため、発熱体の劣化はほとんどありません。
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高い導電性と熱伝導率であるため、加熱効率の向上と発熱体内の均熱化が図れます。