鋳造分野
          
            インダクションレードルヒータ
          
        
        
      レードル内溶融金属の保温、昇温、成分調整、真空精錬などの目的のために開発したレードルヒータです。レードルは加熱することなく、内の溶融金属のみを効率よく誘導加熱します。
特長

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レードルと加熱コイル部は分離された構造です。
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レードル自体を容易に吊り上げ抜き出すことができます。
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加熱コイル部には案内用ガイドが設けられており、レードルをセンタリングしながら挿入することができます。
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レードルは鉄皮構造で堅ろうに作ることができます。
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高効率の加熱ができます。
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電源はグレボー一式三相平衡回路を用いる方式を標準としています。無段階式入力調整を要求される場合にはインバータを採用することができます。
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全体がシンプルでメンテナンスを簡単に行えます。
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レードルは冷却(風冷または水冷)する必要が無いため、一般のレードルと同様な搬送等の取り扱いができます。
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装置全体はコンパクトで大きな設置スペースは不要です。
(真空ベッセル等に収納することが容易です。) 
標準仕様
溶融金属材質は、鉄、非鉄、いずれも応用できます。
用途
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レードル内溶融金属の保温
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レードル内溶融金属の昇温
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レードル内溶融金属の成分調査
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レードル内溶融金属の真空精錬
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レードル内溶融金属の連続鋳造、バッチ鋳造
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その他の当該技術の応用
 
実用化実験結果
実験装置の外観
2tレードル

加熱コイル部

実験結果
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レードル鉄皮をスーパーヒートすることなく、レードル内のSUS材1tの冷材を1600℃まで溶解昇温ができました。そのときの各部の温度上昇を示します。
 

電気設備(主回路)

電気設備(電気室)

調整変圧器

実績事例
加熱コイル部

仕様
実験装置の外観
6tレードル(使用前)

レードルを加熱部に挿入

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