一般水力発電システム

特長

重電機器からエレクトロニクスに至る総合技術を活かした高度なプラントエンジニアリングを有する富士電機の水力発電設備は、1975年頃から合理的な標準化を手掛け、次の特長を有します。

  • 高い信頼性

  • 優れた特性(発生電力最大化)

  • コンパクト設計

  • 保守の省力化

  • 経済性

  • 製造、据付工期の短縮

  • 発電所建屋の建設費低減

■ 水力発電設備の適用例

  • ダムの河川維持用水

  • 農業用水

  • 上下水道

  • 工業用水

  • 一般工業プラントの冷却水など

適応範囲

富士電機では、出力50kW以上において、広い範囲の個々の水力諸元に対し、最も適した特性の水車形式を選定して頂くように多くの形式の標準水車を取り揃えています。

主な水車形式

  • 主な水車形式一覧

S型チューブラ水車
S形チューブラ水車
S形フランシス水車
S形フランシス水車
クロスフロー水車
クロスフロー水車
ペルトン水車
ペルトン水車
カプラン水車
カプラン水車
バルブ水車
バルブ水車

水車形式選定表

水車の特性や経済性を考慮し、最も合理的な選定基準を表示致しました。

標準水車用の発電機

水車用の発電機は、大別して誘導発電機と同期発電機に分類されます。富士電機は経済性・保守性の観点から以下の適用を推奨しています。(同期発電機は標準水車形式の全出力範囲に適用可能です。)

富士電機の水車用発電機の標準仕様

  • 誘導発電機の特長(同期発電機に対する比較)