反射炉用炉底設置型 アルミニウム溶湯電磁撹拌装置

反射炉用炉底スターラ

移動磁界を応用した攪拌装置です。溶湯の攪拌、移送、制御など種々応用が可能です。写真は電磁攪拌機をアルミニウム反射炉の炉底部に設置して温度の均一化、成分の均一化等の目的で使用する炉底設置型スターラーです。

特長
  • 装置は溶湯との接触部分がない(非接触型)ので、メンテナンスが非常に簡単です。

  • 操作や制御が簡単です。又、運転方式(溶湯の撹拌パターン)も容易に変更が出来ます。

  • 溶湯温度は、撹拌開始後5~6分間で±5℃以内に均一化され、溶湯の熱吸収が良くなります。

  • 溶湯成分は合金溶解後、約10分間で均一化されます。

  • 材料の溶解速度を上げて、炉の生産性を高めます。

アルミニウム反射炉の炉底部に設置された電磁攪拌機に、三相交流を印加しますと、電磁攪拌機本体のリニアモーターに移動磁界を発生します。この移動磁界が、炉内のアルミニウム溶湯に作用して誘導電流を流します。リニアモーター移動磁界とアルミニウム溶湯中の誘導電流の相否作用(フレーミングの左手法則)によって、アルミニウム溶湯に推力を発生し、撹拌するものです。

標準仕様