導入事例
物流倉庫の改善・導入事例集

物流センターが抱える課題は各社各様です。生産性向上・効率化を検討する場合、「ロケーションの見直し」「マテハン機器の導入」「作業の標準化」「ルールの徹底」「自動化」「物流データの活用」「ITシステムの活用」などの選択肢は多岐にわたります。

どのようなマテハン機器を導入し、どのような物流関連の業務・作業のIT化進めると「物流コストの低減」「効率化」「生産性の向上」「人手不足への対応」などの課題解決なのかについては現場ごとに最適なものを検討する必要があります。

この際、自社の業務・作業に類似した業種・業界の導入事例・改善事例を参考にすることで、課題解決のヒントにすることができます。

このページでは物流倉庫の改善・物流システムの導入事例をご紹介します。

株式会社富士達様は焼肉チェーン店「七輪焼肉安安」など、160店舗以上の外食チェーンを展開しています。事業の急成長とともに店舗数が増加していく中、全国の店舗に食材を配送する物流センターに、「デジタルピッキングシステム(DAS/DPS)」を導入し、紙のリストで行っていた仕分け作業をデジタル化することで倉庫内業務の効率化を実現しました。

インターネット端末(スマートフォン・タブレット等)やIoT化が進展したことから、企業の業務でもさまざまなインターネット端末やIoTを活用した業務改善や生産性向上にむけた取り組みが進んでいます。物流センターや物流倉庫の場合は、例えば従来紙を使って行っていた確認作業をペーパレス化したり、無線センサーを利用して作業を簡単化する等に活用することが可能になります。

ピッキングにはスピードと正確性が求められ、物流コストに占める割合は少なくありません。リストピッキングの場合は、ピッキングリストを作成・印刷・リストを観ながらピッキング作業を行い、ピッキング作業の結果を記録、物流倉庫内を歩き、対象商品がある棚を探すといった作業を繰り返します。この一連の作業をより正確に、スピーディに行うためにはどのような工夫が必要になるでしょうか。

物流現場のデータを活用することで、物流の作業やプロセスを定量的に評価できるようになり、業務改善が可能になります。言い換えれば数値化することで現状の問題点を正確に把握できるようになり、また目標指標を設けることで業務改善活動がしやすくなります。今後、AIが普及するといわれていますが、これによりデータの蓄積・活用はさらに重要性を増していくと考えられます。