設備管理(動力監視)システム
設備管理(動力監視)システムは、監視・制御の中心となる中央施設(指令所)に設置する中央処理装置と各駅の設備(換気空調・給排水・防災など)を監視制御する装置を駅間ネットワークで接続することで、全駅を統合した監視・制御を実現します。
システムの特長
安全・安定輸送の確保
装置の故障や火災・停電などの緊急事態に対して、各駅での稼働状況を中央施設で迅速に把握して、駅務員に対する指示や遠隔操作を行うことで、安全・安定輸送の確保に貢献します。
信頼性の確保
システムの中核である装置および各駅間のネットワークを二重化や代替運用ができるようにすることで、対障害性に優れた構成とし、システムの信頼性向上を図ります。
保守業務の効率化
各装置の保守作業の計画や実施状況など、保守に必要な情報を統合して管理するために設備管理機能や文書図面管理機能を組み込むことが可能です。それらの内容はノートパソコンやタブレットなどの携帯端末を使って各駅からもアクセスすることが可能で、保守業務の効率化に貢献します。