富士電機株式会社

ソリューション・事例

開発ストーリー

世界最小のSOxスクラバで、船舶の環境問題解決に貢献

船舶用サイクロン式SOxスクラバとは

船舶用サイクロン式SOxスクラバ-は、排ガスに海水を噴霧して化学反応させることで、排ガスに含まれる硫黄酸化物(SOx)を低減させる製品です。

富士電機は、船舶向けとして世界で初めてスクラバの内部構造にサイクロン方式を採用。特許を持つ構造で、他社比で体積50%となる世界最小サイズと、98%の脱硫率を実現しています。

レーザ方式ガス分析計などを組み合わせた船舶用排ガス浄化システム(EGCS)で、大気汚染防止に貢献します。


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創造への挑戦、技術を結集したものつくり

富士電機のDNA、それは「創造への挑戦」。
新しい技術や製品を生み出し、社会や環境保全に貢献したいという、熱い想いだ。

富士電機の新たな挑戦は、これまで陸で培ってきた技術を船舶の分野で活かすことだった。

開発担当 乾 貴誌
パワエレシステム インダストリー事業本部

「地球の環境を守っていきたいという思い、それをどのように実践していきたいのかというと、ものつくりで貢献していくことだと思っています。」

小型化と高い脱硫率を両立させた船舶用SOxスクラバの実現、その技術のイノベーションとは何だったのか。

開発担当 高橋 邦幸
技術開発本部

「小型化と高い脱硫率というのはトレードオフの関係です。それを両立するというのは、正直に言って難しいと思いました。 スクラバは、脱硫をしながら排ガスと吸収液を分離しなければなりません。そこで注目したのが、かつて燃料電池で開発されていたサイクロン方式でした。」

しかし、脱硫の性能が他の方式に比べて劣ってしまう。それを解決したのは、内部構造の工夫だった。

製造担当 林 一希
千葉工場

「船上で使うものを扱うのは初めてでした。新しい材料というのは、溶接の仕方も加工の難しさも分かりません。いろいろとトライしながら、社内中の知識を集めて、挑戦したというところがありました。」

製造担当 渡邉 憲治
千葉工場

「素材の持つ癖や耐食性、特徴をどう活かすための溶接作業を導き出すか、難しいところでした。

ただ、千葉工場では長年にわたって溶接作業を行ってきていましたので、培われてきた溶接の経験、技術に基づいて一つ一つクリアしてきました。」

ひとつの目標に結実する熱い想い

「富士電機には、本当に色々なありとあらゆる技術を持った社員が、あちらこちらにいたということ。それが一つの目標に向かっていくという富士電機の熱い気持ち。これがDNAなのかな、と私は強く感じました。」

わたしたち富士電機は、1923年の創業以来、長年に亘り築き上げてきたエネルギー・環境技術の革新を追求し、これからも安全・安心で持続可能な社会の実現に貢献していきます。

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