ソリューション・事例
今や、水や電気と同じレベルの社会インフラ。

データセンタートータルシステムで、インターネット・通信環境の安定供給に貢献

インターネット・通信サービスを支える社会インフラ

インターネットは、社会活動、文化活動、経済活動等あらゆる活動の基盤(社会的インフラ)として利用されるようになり、生活に必要不可欠な存在となってきています。

データセンターは、重要な情報を預かるサーバーの保護・保守・運用サービスやインターネット接続回線などの提供を行っており、インターネット・通信サービスを支える社会インフラの一つと言えます。近年の情報システムのクラウド化や電子商取引の進展により、データセンターの建設が世界的に増加し、市場規模は年10%程度のペースで拡大しています。

データセンターの市場は、拡大している
出展:「デジタル経済を支えるICTの動向」(総務省)
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/html/nd112130.htmlを加工して作成

データセンターの課題は、電力の安定供給と省エネ

データセンターでは、電気設備への電力供給が止まると、データの紛失やインターネット・通信サービスの停止などを引き起こしてしまいます。また、膨大な電気を使用するため、地球温暖化への影響も懸念されています。こうした背景から、データセンター事業者にとって、電気設備の安定稼働や省エネが大きな課題となっています。

世界でも数社しかできない。
電気設備の一括提案で、インターネット・通信環境の安定供給に貢献

当社は、データセンターにおける電気設備のシステム設計・据付工事、フィールドサービス部門による保守・サービスまでを一括で請け負い、電力の安定供給と最適化に貢献しています。

こうした電気設備の一括提案は世界でも数社しかできず、「富士電機ならでは」のソリューションです。また、変電設備(変圧器や遮断器)を中心に、特高~ 低圧(168kV ~100V)まで幅広い容量帯に対応した、データセンターに欠かせない電気設備を幅広くラインアップ。UPS(無停電電源装置)や自家用発電機などほぼ全ての電源システム・機器を自社設計・製造している点も特長です。

「止められない」施設に不可欠。
高効率と高信頼性を備えたUPS

重要なシステムを運営する、急には「止められない」データセンターに不可欠な機器がUPSです。UPSは、停電が発生した際にも電力を安定供給し続ける電源装置で、富士電機のUPSは、自社開発のパワー半導体を搭載し、業界トップレベルの変換効率を実現しています。また、専門技術者がUPSだけでなく、バッテリの保守点検も一括して行うため、設備の信頼性にも寄与します。こうした高効率と高信頼性により、富士電機のUPSは、国内外の様々なデータセンターで採用されています。

大容量UPS「7000HX」(右)。自社開発のパワー半導体を搭載し、業界最高レベルの97%の装置変換効率を実現。

関連動画 富士電機のデータセンター向け大容量UPSシステムの紹介

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