直流高速度真空遮断器

特長

◆大電流遮断性能
真空バルブの高遮断容量化と開極時間の高速化により100kA遮断を実現しています。

◆全領域遮断性能
大電流から小電流まですべての電流を確実に遮断できます。大きい負荷電流も確実に投入できます。

◆高い運転信頼性
重要部の二重化や高耐ノイズ設計、さらに定期交換部品の明確化などにより、高い運転信頼性を実現しています。

◆高い運転信頼性
重要部の二重化や高耐ノイズ設計、さらに定期交換部品の明確化などにより、高い運転信頼性を実現しています。

◆屋外設置にも最適
変電所建屋を大幅に縮小化でき、経済的です。

◆現地オーバホールなし
オーバホールは各ユニット単位で、工場に引き取ってできます。このため、品質は万全です。

◆安全で取扱いが容易
加圧部が露出せず、かつ保護用シャッタや確実な引出しインタロック機構を装備しています。わかりやすい機能別ユニット構造を採用、運転や点検時のヒューマンエラーの防止にも配慮しています。

特長
特長

導入のメリット

製品コンセプトと実現手段を示します。

導入のメリット

遮断原理

過電流検出

◆過電流検出
過電流を検出し、主真空バルブに開極指令を与える。

開極

◆開極
主真空バルブが開極した後、主振動スイッチを投入する。

主振動コンデンサ放電

◆主振動コンデンサ放電
コンデンサ放電電流が主回路電流に重曹し、電流零点をつくる。

主真空バルブ消弧

◆主真空バルブ消弧
主真空バルブの電流が消弧し、その電流が主振動回路に転流し、極間電圧が上昇する。

消弧装置放電・遮断完了

◆消弧装置放電・遮断完了
極間電圧が上昇し、消弧装置が動作して回路エネルギーを吸収し遮断完了する。

装置仕様

※1 両方向過電流検出形も製作可能です。
※2 装置形式VDC215-T、VDC208-Tは、電流目盛6kA以上でご使用の場合、選択性「有」に設定してください。

遮断機本体
遮断機本体

従来品からの更新事例

コンパートメント配置の気中CBをVCBに更新する事も可能です。

【メリット】

◆直流高速度気中遮断器の更新が容易
既設固定フレームを流用し、容易に直流高速度真空遮断器に変更できます。

◆安全で取扱いが容易
加圧部が露出せず、かつ保護シャッタや確実な引出しインタロック機構を装備しています。

◆変電所のメンテナンスを大幅に合理化可能
アークレスにより飛躍的に省保守が図れます。

正面側
正面側
背面側
背面側

直流遮断器との比較

比較表

※1 GTO遮断器は約5kWです。 ※2 GTO遮断器lま約3Aです。

HSACBの遮断状況
HSACBの遮断状況