Interview 社員インタビュー

電源トラブルからシステムを守り、インフラを陰で支える

フィールド・
サービスエンジニア

2015年入社
A・O

インダストリー事業本部
フィールドサービス統括部
東日本カスタマーエンジニアリングセンター
電源CE部 CE第二課
電気情報工学科卒

入社後は半年間富山で新人研修、
その後東京工場を経て、現在の部署に配属されました。
保守メンテナンスのチームリーダーとして現場を飛び回っています。

現在の私の仕事

現在所属している電源CE部は、さまざまな電源設備の保守を行う部署です。ひとくちに「保守」と言ってもメンテナンスや点検にとどまらず、製品の改良や更新など、その設備の安定稼働や稼働効率改善について幅広くお客様の相談に乗り、提案も行います。
私の主な担当は官公庁向けの「中大容量UPS設備」。UPS(無停電電源装置)とは停電や電源トラブルなどからシステムを守る設備です。近年の大規模システム、例えば金融機関のオンラインシステムやインターネットデータセンターなどはライフラインに直結しています。そうしたシステムがダウンしてしまえば、人々の日常生活に大きな影響が出てしまいます。そんな状況にならないようにするための大事な仕事です。
仕事は設備の規模に合わせて、3人から10人のチームで対応します。担当エリアは関東圏全域。訪ねる現場もさまざまです。私はチームリーダーとして、お客様との交渉や費用見積、また新しい設備の提案なども行っています。

仕事のやりがい、
そしてその難しさ

システムダウンは停電などの不測の事態だけでなく、メンテナンス作業のミスでも発生させてしまう可能性があります。特に行政のデータシステムはマイナンバーカードなど、生活者に直結したデータの管理に用いられているため、万一のことがあってはなりませんので、仕事では常に緊張感を持って、ミスやトラブルのないよう作業しています。事前準備を万全にしたり、効率よく作業が行えるよう各工程を組んだりと、現場に向かう前段階での作業も大切です。
またチームのリーダーとして、書類作成やスタッフへの指示などにも奮闘する日々を送っています。作業が終わった後は、お客様からねぎらいのお声をいただくこともあり、そんなときは充実感で満たされます。大変なことも多いですが、日本のインフラを陰で支えているという自負を持って仕事をしています。

失敗から生まれる成長の瞬間

保守点検では年に数回、同じ現場に向かいます。それを何年も続けていく仕事なので、お客様との信頼関係を築くことは非常に大切です。そして「お客様」を理解していることこそ、私とチームメンバーの大きな“強み”です。それを特に実感したのは、システム改良のため施工にお客様の「ご指名」で携わったとき。施工は本来、私たちの職分ではありませんが、現場を熟知しており迅速に対応できるから、というご要望で作業することになりました。作業後に「そこまでやってくれるのか!」と、感謝の言葉をかけてくれたお客様の笑顔は今でも忘れられません。
実はこの部署に配属されるまではお客様と接触する機会がなく、当初はコミュニケーションの難しさを感じていました。でも日々の仕事をこなすうち、お客様の気持ちを汲んで応える力が身に付きました。今ではお客様と一緒に仕事をすることがやりがいですし、イレギュラーなことにも積極的に挑戦しながら、日々成長していく必要があると思っています。

私のリフレッシュ法

気分転換には妻との旅行が欠かせません。オンオフの切り替えをはっきりさせたいので、旅行中はスマホもほとんど見ません。行先は岐阜の下呂温泉など温泉地が多いです。次は4泊5日で九州に行こうと思っています。まだ計画を立てている最中ですが、今から楽しみです。

ある1日のスケジュール

6:30
起床
7:00
移動(電車)
8:30
現地集合
9:00
作業開始
10:30
小休憩
12:00
昼食
13:00
作業再開
16:30
作業終了
17:00
作業報告
18:30
帰宅
20:00
夕食
21:30
翌日以降の準備
23:00
就寝

私が富士電機を選んだ理由

社会インフラを支える仕事に就きたいと思っていたので、その領域の選択肢が多い富士電機を志望しました。地元・高知県の企業も検討しましたが、スケールが違いました!
海外で仕事ができるグローバルな人材を目指していたことも志望動機の一つです。富士電機のお客様は海外にも多いため、その日に備えて職務遂行のための力を高めていきたいと思います。

学生の皆さまへ

就活はそれまで学校で学んできたことを活かせる企業に絞りました。そこで感じたのは、学びをどのように活かせるか、職場の雰囲気などは、実際に見てみることでしか分からない、ということ。インターンシップや工場見学など、志望する企業のリアルを見られる機会があれば、是非活用してください。
企業研究では福利厚生にも目を向けることをおすすめします。例えば社員寮があるか、休みはしっかり取れるか、など。私は社員寮に入れたおかげで経済的にとても助かりました。福利厚生が充実していれば、仕事へのモチベーションのアップや充実した生活にもつながることでしょう。

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