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富士電機技報のご紹介

■富士電機技報 新製品紹介論文(2020年)

電機高速コントローラ「MICREX-VieW XX(ダブルエックス) XCS-3000 Type E」 2020-S03
本文:PDF  
1.09MB  
栗原 司  ・  永塚 一人  ・  大坪 宏輔 2020年2月28日

電動力応用プラントにおいて、近年プラント規模が拡大し操業効率の向上が求められている。さらには、生産現場ではトレーサビリティの重要度が増している。そのため、このようなプラントシステムで扱うデータ量が増大している。
表面処理設備や圧延設備に代表される鉄鋼プラントでは、電機品はインバータ制御によって駆動している。このようなプラントで使用されるコントローラは、システムの高度化に伴い、高速大容量メモリや高信頼性ネットワークを備えることが求められている。
そこで、生産設備の稼動状況を監視・制御し、高い信頼性を持たせながら、大容量の監視・制御データを高速に更新可能な電機高速コントローラシステムの主要コンポーネントであるコントローラ「MICREX-VieW XX(ダブルエックス) XCS-3000 Type E」を開発した。



蒸気用超音波流量計(クランプオン式) 2020-S02
本文:PDF  
1.05MB  
平山 紀友  ・  金井 秀夫  ・  木代 雅巳 2020年1月23日

2015年に採択された地球温暖化など気候変動問題に関する国際的な枠組みである「パリ協定」(COP21)では,日本は温室効果ガス排出量を2030年度までに2013度比で26%減らすことを目標に掲げている。
また,2018年の「エネルギー使用の合理化等に関する法律」(省エネ法)の改正では,“省エネ再エネ高度化投資促進税制”によって,新たに購入した省エネルギー(省エネ)設備取得価格の30%の特別償却または7%の税額控除を措置する制度が新設されるなど,社会的に徹底的な省エネの推進が行われている。
このような協定や改正された法律に促されて,各家庭や事業所ではエコ製品の購入や太陽光発電などの再生可能エネルギーの活用により電気の省エネが広く実施されている。
電気エネルギーは容易に測定できるので見える化によってさまざまな省エネが行われていて,これ以上の削減効果は望みにくい。一方,蒸気エネルギーは測定が難しく見える化が困難であるため省エネの実感が分かりにくく,実施できたとしても継続できずに止めてしまうことが多かった。しかし,さらなる省エネを実施する上で蒸気の省エネ化は避けて通ることができない。
富士電機は蒸気の見える化を実現するため,配管に外付けするクランプオン式の蒸気用超音波流量計を開発し,製品化した。



太陽光発電用パワーコンディショナ「PIS-50/500(DC1,100 V/50 kVA)」 2020-S01
本文:PDF  
687KB  
木内 忠昭  ・  辻村 記一  ・  森嶋 洋介 2020年1月15日

太陽光発電で用いられるパワーコンディショナ(PCS)は,その発電規模により大きく二つのタイプに分けられる。MW(メガワット)以上の大規模発電には,大型のPCSで電力を集中変換するセントラル式が,小規模発電には,設置工事や管理が容易な小型のPCSを分散配置したストリング式が用いられてきた。しかし,近年,ストリング式PCS を複数台接続した大規模発電が増加している。その理由として,ストリング式PCSは,セントラル式より,小容量PCSの分散配置で故障時の発電量の低下リスクが低減できる。さらに,個別の昇圧回路による最大電力点追従(MPPT)制御で発電量が多く得られるなどの利点がある。また,基礎工事や搬入道路,重機を不要とする容易な施工に加え,PCSの容量増加により一台当たりのW(ワット)単価が低下した。これによりシステム全体の導入コストが抑制されたことが挙げられる。
富士電機は,これらの市場変化に合わせ,セントラル式PCSシリーズに加え,DC1,100V/50kVAクラスのストリング式PCS「PIS-50/500」をラインアップに加えた。



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