富士電機
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従業員
ワーク・ライフ・バランスの推進

ワーク・ライフ・バランス推進の考え方

  多様な人材が働きやすく、能力を最大限発揮できる職場環境づくりを目指し、ワーク・ライフ・バランス実現に向けた取り組みを強化しています。「働くときは働き、休むときはしっかり休む」というメリハリのある働き方を目指す「働き方改革」と「仕事と仕事以外の生活の両立支援」を重要課題に掲げ、労使で協議しながら制度や社内風土の改善に取り組んでいます。

働き方改革の推進

  メリハリのある働き方が、業務の生産性向上につながるとの考えのもと、「働き方改革」を進めています。
  業務の棚卸しや見える化など業務品質と効率向上を目指した職場単位の活動や、ワーク・ライフ・バランスの重要性の理解につなげる講演会などの意識改革に向けた取り組みを実施しています。
  また、2017年から、個人の能力を最大限発揮しやすい就業環境の構築に向けて新たな勤務制度を導入するなど、働き方改革に向けた取り組みを加速させています。

■休暇取得の推進
  心身の健康増進に加え、「働くときは働き、休むときはしっかり休む」というメリハリのある働き方の浸透とチームによる業務推進を狙いとして、以下の取り組みを行っています。

   ・全社員を対象とした「5連続休暇」の取得促進
   ・計画取得制度の改訂(当年度付与の有給休暇日数のうち、50%を事前計画)
   ・数値目標の設定と実行
      【目標】休暇取得日数5日未満の者の比率を対前年▲20%
   ・労使で取り組みをフォローするための定期的な協議の場を設置

 2014年度末2015年度末2016年度末
年次有給休暇取得日数 13.9 13.8 14.3

対象範囲:
富士電機(株)、富士電機機器制御(株)、富士電機フィアス(株)、富士オフィス&ライフサービス(株)、富士電機ITセンター(株)、(株)富士一級建築士事務所、(株)富士電機フロンティア、富士電機エフテック(株)


■長時間労働の改善のための取り組み
  長時間労働是正に向けた全社共通方針を定め、それに基づき各事業所にて職場単位のフォローや意識変革活動を実施。取り組み状況は月次でのフォローを行うとともに、過年度の長時間労働者が多い事業所は重点フォロー事業所として、定期的に個別に取り組み進捗状況のヒアリングを実施。
  これらの取り組みを通じて、長時間労働者数が対前年で約▲40%となる等、一定の成果を抽出。

  【意識改革に向けた取り組み】
   ・定時退社日(ノー残業デー)の設定
   ・事前申告による残業管理
   ・残業パトロールの実施
   ・e-ラーニングやポスターによる啓発活動

  2014年度  2015年度  2016年度 
平均残業時間       23.08 23.11 22.07

対象範囲:
富士電機(株)、富士電機機器制御(株)、富士電機フィアス(株)、富士オフィス&ライフサービス(株)、富士電機ITセンター(株)、(株)富士一級建築士事務所、(株)富士電機フロンティア、富士電機エフテック(株)


■柔軟な勤務場所・時間を認める制度
・フレックスタイム制度 : 営業、開発・設計、スタッフ部門でほぼ100%の従業員が活用しています。
・サテライト勤務制度・在宅勤務制度の導入:自宅での勤務や、在籍する事業所以外の事業所での勤務を可能とすることで、移動時間を減らし勤務時間を効率よく使える環境を整えるとともに、育児・介護を抱える社員のワーク・ライフ・バランス実現に寄与しています。

両立支援の取り組み

   育児や介護を抱える社員が、仕事と仕事以外の生活を両立しながら能力を最大限に発揮できるよう、支援制度の拡充や職場風土づくりに取り組んでいます。

子育て支援

■育児休職者支援システム
  長期間会社を離れる休職期間中の従業員の不安解消のため、会社とのコミュニケーションツールとしてwiwiw(ウィウィ)を導入しています。会社情報のタイムリーな受信や上司とのコミュニケーション、e-ラーニングによる自己啓発などが可能なツールで、円滑な復職を支援しています。

■育児休職からの復職者支援研修
  育児休職者の復職時には、復職者とその上司を対象とした「ペアワーク研修」を行っています。この研修は、復職者が職場復帰をスムーズに行えるよう、仕事と家庭の両立と、仕事の成果を最大限発揮できる環境づくりを目的に、復職者と上司がお互いの状況や考え方を共有し、今後の仕事やキャリアについて話し合う場となっています。
   2016年度は復職者のうち21組・42名が参加しました。

■男性育児参画
   配偶者出産時の休暇制度の拡充を行うとともに、男性社員が育児に参画する風土を醸成するため、ポスターを職場に掲示するなどの啓発活動を推進しています。また、男性の育児参画について幅広く相談を受けるために、各事業所総務に「イクメン相談窓口」を設置しています。
  なお、子どもが生まれた男性社員とその上司に対して、人事部門より電子メールを送付し、育児に関する制度を知らせるとともに、制度を積極的に活用するよう呼びかけも行っています。

男性育児参画ポスター男性育児参画ポスター

介護支援

  富士電機では、介護を必要とする家族や親族をもつ従業員への支援にも力を入れており、介護休職制度の充実や介護セミナーの実施などさまざまな取り組みを行っています。

■介護セミナーの実施
  介護に対する知識や、自分の事としての意識を早めに高めておくことにより、仕事と介護の両立を図ることを目的とした介護セミナーを2011年度から継続して実施しています。外部講師による、介護を取り巻く現状や社会的サービスを上手く利用するコツなどの紹介は、従業員にとって、介護に対する理解を深める場となっています。

育児・介護に関わる諸制度

  育児・介護休職制度や時間短縮勤務制度、配偶者が海外転勤した場合の休職制度など、家庭との両立を支援する各種制度を導入しています。
  また、2016年度には、看護・介護休暇を半日取得可能とする等の拡充を図りました。これにより、男性の育児参画の推進と共に本人や職場の意識改革や風土醸成を進めていきます。

■育児・介護に関わる諸制度

育児関連諸制度
産前産後の休業 出産予定前8週間、産後8週間
配偶者出産休暇 5日
積立休暇制度 傷病・介護(母性保護や育児看護を含む)、配偶者出産、ボランティア活動などの事由を対象に、個々人が積み立てた休暇取得が可能。積立の累積日数の最大は30日
育児休職制度 満2歳未満の子を有する場合最長24ヵ月
家族看護休暇 家族の看護が必要な場合、年間10日を限度に休暇を取得可能。小学校6年生の3月末までの子の看護では、子の人数×5日を限度に取得可能
年次有給休暇の時間単位取得 子が小学校6年生の3月末まで、休暇の4日分を時間単位で取得可能
妊娠中・出産後の短縮時間勤務 妊娠中または産後1年を限度に、1日当たりの実働時間を最低6時間まで短縮可能。フレックス適用
育児短縮時間
勤務
子が小学校6年生修了まで、1日当たりの実働時間を最低6時間まで短縮可能。フレックス適用
在宅勤務制度 育児事情を抱える者は在宅での勤務可能

介護関連諸制度
介護休職制度 最長36ヵ月。分割して取得可能
家族介護休暇 要介護状態にある家族の介護が必要な場合、要介護家族の人数×5日を限度に休暇
を取得可能
介護短縮時間勤務 最長36ヵ月を限度として、1日当たりの平均実働時間を6時間とする。フレックス適用
年次有給休暇の
時間単位取得
2親等以内の家族の看護・介護のために、年次有給休暇の時間単位での取得が必要
となった場合、休暇の4日分を時間単位で取得可能
在宅勤務制度 介護事情を抱える者は在宅での勤務可能

その他の制度
配偶者海外転勤休職制度 配偶者が海外赴任を命じられ、帯同のために休職が必要な場合に取得可能
再雇用希望登録制度 育児・介護、配偶者の転勤等を理由とした退職者の再雇用希望登録が可能

■育児・介護関連制度の利用者数

(人)
 2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度2020年度目標
育児休職
(うち男性)
111
(1)
123
(3)
105
(3)
105
(2)
117
(9)
-
育児短縮勤務
(うち男性)
173
(0)
183
(1)
189
(2)
211
(1)
219
(1)
-
介護休職
(うち男性)
2
(1)
3
(2)
4
(2)
3
(1)
7
(3)
-
配偶者出産休暇
(取得率)
-
141
(54.0%)
173
(57.9%)
168
(59.8%)
189
(66.1%)

90%

対象範囲:
富士電機(株)、富士電機機器制御(株)、富士電機フィアス(株)、富士オフィス&ライフサービス(株)、富士電機ITセンター(株)、(株)富士一級建築士事務所、(株)富士電機フロンティア


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