IoT導入のQuick Startの鍵となる技術 多変量統計的プロセス管理ツール

Quick Startの鍵となる技術
多変量統計的プロセス管理ツール

実績豊富な解析ツールにより、素早く効果を確認

お客様の現場における、製造品質改善や設備の異常予知などの実績が豊富な解析・最適化技術を実装したツールです。
オフラインデータの現場での簡易診断からクラウド上の最適化サービスまで、お客様のご要望に応じた導入形態で用意しています。

01 システムの特長

お客様との課題解決により、磨き上げられた解析アルゴリズム

  • 因子数(注)の制約なしに、因子間の特長抽出が可能

  • 未知の異常でも検知可能

  • 連携系プロセスに加え、バッチ系プロセスデータの解析も可能

バッチMSPCによる解析

バッチ系プロセスでは平均プロファイルからの差異を因子間で相関分析することにより診断・分析します。

因子数:製造実績データ、設備稼働実績データ、検査結果データなどの項目の数

01 システムの特長

02 導入によるメリット

メリット1

解析ツール活用による効果を早期に検証(Small, Quick Start )

  • 既存データがある場合は、オフライン解析により最短1日で簡易診断が可能です。

  • 既存データがない場合も、エッジコントローラを既設システムに後付けすることにより、容易にデータ収集
    →簡易診断が可能です。

メリット2

効果をお客様と共に確認しながら、解析内容の深堀り、解析範囲の拡大が可能(Spiral-up)

  • ステップ1:既設システムに保存されたデータのExcelによるオフライン解析

  • ステップ2:解析データを追加し、解析内容の深堀り

  • ステップ3:クラウドもしくはオンプレミスサーバによるオンライン解析

03 導入事例

適用事例)射出成形機のスクリュー交換時期の検知

  • 射出形成機のデータをMSPCで解析することでスクリューの摩擦状態を検知

  • スクリュー交換時期の特定が可能となり、製品不良率の低減や点検作業の効率化(TBM(注1)からCBM(注2)へ)に貢献

多変量統計的プロセス管理ツール 導入事例

注1

TBM:Time Based Maintenance(時間基準保全)

注2

CBM:Condition Based Maintenance(状態基準保全)

04 技術が使われている製品

「多変量統計的プロセス管理(MSPC)ツール」について詳しい情報はカタログに掲載しています。

カタログのダウンロードはこちら

パワエレシステムインダストリー事業本部 情報ソリューション事業部 情報制御システム第一部

TEL : 042-585-6934

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