ドライエア開閉装置向け絶縁技術の論文がCIGRE 2025 国際シンポジウムで優秀論文賞を受賞しました
2026年1月9日
富士電機株式会社
電力システム分野で世界的に権威のあるCIGRE 2025 国際シンポジウム(注)において、富士電機株式会社の研究員と、金沢工業大学の大澤 直樹 教授、新居浜工業高等専門学校の加藤 克巳 教授との共著論文が優秀論文賞を受賞しました。
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注釈
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2025年9月29日~10月3日 カナダ・モントリオールで開催


[名称]
CIGRE 2025 International Symposium 2nd Best Paper Overall Award
[受賞論文]
"Suppression of gas pressure or tank diameter increase of GIS using natural origin gas by combining FGM spacer and insulation coating technology"
[受賞者]
技術開発本部 先端技術研究所 岡本 健次、増井 秀好
(金沢工業大学 大澤 直樹 教授、新居浜工業高等専門学校 加藤 克巳 教授と共同受賞)
ガス絶縁開閉装置(GIS)は高電圧を安全に遮断するための装置です。高電圧部の絶縁に使用されているSF6ガス(六フッ化硫黄)は地球温暖化係数(GWP)が非常に高いため、将来的に使用が制限される見込みです。その代替ガスとして、GWPがゼロで環境に優しいドライエア(乾燥空気)が注目されていますが、絶縁性能がSF6に比べて約30~40%低くなります。そのため、高電圧導体とタンクを絶縁する絶縁スペーサに電界が集中しやすくなり、絶縁スペーサおよびタンク径を大型化する必要がありました。
そこで、電界集中を緩和させるため、従来は一定であった誘電率を傾斜させた絶縁スペーサ(ε-FGM絶縁スペーサ)と、絶縁コーティングした高電圧導体を併用する新たな技術を開発しました。これによって、既設GISと同等レベルの大きさを実現できる見通しを得ました。
本技術により、GISの絶縁ガスをドライエアガスへ置き換える取り組みを促進し、環境負荷低減に貢献します。


[関連リンク]
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