サステナビリティ
株主・投資家

株主・投資家の皆様とのコミュニケーションを重視し、適時・適切な、わかりやすい情報開示に努めています。

IR活動の基本方針

当社は、各種法令・規則に基づいた情報開示を行っています。法令などに基づいた情報開示に該当しない場合でも、株主・投資家の皆様の正しい理解と信頼を得るため、投資判断に重要な影響を及ぼすと判断した企業情報については、適時、公正・公平な情報開示に努めています。

株主・投資家とのコミュニケーション

2023年度の主な取り組み

株主・投資家の皆様に、当社の事業環境や事業戦略、ESGへの取り組みをよりご理解していただくために、電話会議やウェブを活用した取材対応の強化、IR説明会における情報開示内容の充実、ウェブサイトでのIR情報発信強化に取り組みました。

2023年度の主な取り組み概要

決算発表・イベント 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 通期決算 経営計画 事業戦略 株主総会 第1四半期決算 第2四半期決算 第3四半期決算 株主様向け 報告書 有価証券報告書 株主様向け 報告書 富士電機 レポート 第2四半期 報告書 株主様向け 報告書 株主様向け 報告書 刊行物 ● … 配当基準日(中間、期末)

アナリスト・機関投資家との対話

アナリスト・機関投資家との対話を積極的に行い、説明会で共有した情報や個別面談でいただいた主な意見・要望を執行役員ならびに取締役会と共有し、経営課題として議論しています。

2023年度の対話実績
  • スモールミーティング: 2回(代表取締役社長COO:11月、2月)

  • 海外ロードショー: 1回(広報・IR担当役員:2月)

  • 個別面談による対話: 620件(アナリスト77件、国内機関投資家267件、海外機関投資家270件、ESGテーマ6件)

2023年度にアナリスト・機関投資家からいただいた主な意見・要望は下記の通りです。

経営・事業に関する意見
  • 次期中期経営計画の目標、戦略、施策の明確化

  • 長期的な成長戦略や会社が目指す方向性の明確化

  • 市場成長が見込まれるデータセンター・半導体工場向け事業や電動車向けパワー半導体事業の更なる業績拡大

  • シクリカル分野の器具、パワエレFA、半導体(産業)の需要回復時期および業績改善施策の推進

  • 低収益事業の改善施策の推進

  • 政策保有株式の保有・縮減方針

情報開示に係る意見
  • 資本政策や株主還元方針を含めたキャッシュフロー
    アロケーション

  • ROIC向上に向けた事業ポートフォリオ戦略

  • 生成AIの普及拡大や電力需要拡大の潮流における事業機会

  • パワエレの更なる事業拡大戦略およびオートメーション事業の収益性改善に向けた具体的な施策

  • 発電プラント事業再編により期待する効果および効果創出に向けた具体的な施策

  • 半導体の中長期の具体的な事業戦略

  • 食品流通の他セグメントとのシナジー効果および効果創出に向けた具体的な施策

TOPICS

取締役との意見交換の取り組み

取締役からの意見を反映し、IR活動の更なる充実に努めています。

IR活動に関する取締役への定例報告

アナリスト・機関投資家の関心事項および意見・要望を取締役会に年2回定期的にフィードバックし、経営・事業に関する議論の活性化につなげています。社外役員から以下の通り意見・要望をいただきました。

IR活動報告に関する意見
  • 海外機関投資家への対応

  • エネルギー、インダストリーの理解度向上(アナリスト・機関投資家向け工場見学会の開催など)

  • 非財務情報の開示内容の充実

  • 環境変化に適切に対応した継続的なIRの推進

統合報告書に関する社外役員との意見交換会

取締役会とは別の機会を活用し、統合報告書(富士電機 レポート)に関する社外役員との意見交換会を実施しました。社外役員から以下の通り意見をいただきました。

統合報告書に関する意見
  • 価値創造プロセスに係る記載内容の充実およびわかりやすさ改善

  • 中長期的に目指す姿の明示

  • 注力している海外事業の取り組みの紹介充実

  • 全社的なDXの取り組みの記載

  • グローバルでの人財戦略の開示充実

  • 編集上の改善(文章量、写真、用語のわかりやすさ)

統合報告書に関する社外役員との意見交換会の様子
統合報告書に関する社外役員との意見交換会の様子

個人株主・投資家向けIR活動

株主向け工場見学会
株主向け工場見学会(東京工場)(2023年度開催)

当社は、株主の皆様に当社の企業活動についての理解をより深めていただくことを目的に、2007年度から工場見学会を開催しています。

2023年度は、東京、鈴鹿の2工場で開催しました。

今後もIR活動を積極的に推進し、株主・投資家の皆様との信頼関係維持・構築に努めていきます。

IRツールによる情報発信

当社は、さまざまなIRツールを活用した情報発信を行っています。

株主・投資家の皆様に当社についてより総合的な理解を深めていただくために、経営・財務情報を中心として報告する「アニュアルレポート」と非財務情報を中心として報告する「CSRレポート」を統合した「富士電機レポート」を2011年度から年1回発行しています。

また、四半期に1度、株主様向け報告書において定期的な情報発信を行うほか、ウェブサイト「株主・投資家情報」において、さまざまなIR情報の発信を行っています。

IR関連の表彰

2022年度IR優良企業賞

2022年度IR優良企業賞
IRの趣旨を深く理解し、積極的に取り組み、市場関係者の高い支持を得るなどの優れた成果を挙げた企業として、日本IR協議会「2022年度IR優良企業賞」を受賞。2023年度は「IR継続企業プレミアム」を受賞しています。

IR関連の表彰

IRサイトの表彰
当社IRサイトの使いやすさ、情報の充実度などが評価され、㈱ブロードバンドセキュリティ「Gomez IRサイトランキング:金賞(4年連続)」、大和インベスター・リレーションズ㈱「インターネットIR 表彰:2023年度優良賞(5年連続)」を受賞しています。

株主への利益還元

事業活動を通じて得られた利益は、連結株主資本に充当し、経営基盤の維持・強化を図ったうえで、中長期的な視点に立って、研究開発、設備投資、人材育成などに向けた内部留保の確保を図るとともに、株主の皆様に還元いたします。

 剰余金の配当につきましては、以上の中長期的な事業サイクルを勘案し、配当性向30%を目安に安定的かつ継続的に実施することとし、当期の連結業績、今後の成長に向けた研究開発・設備投資計画および経営環境等を総合的に勘案し、配当金額を決定いたします。

 また、自己株式の取得につきましては、キャッシュ・フローの状況等に応じ、剰余金の配当を補完する機動的な利益還元策として位置付けております。

2023年度の1株当たり配当金は、中間配当60円、期末配当75円の年間配当135円となりました。

(年度)

(注)

2018年10月1日付株式併合を考慮し算出した金額を記載しております。

(単位:%)