富士電機
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富士オフィス&ライフサービス

FOLSガーデン通信

2017年2月22日発行
富士オフィス&ライフサービス株式会社
(Fuji Office & Life Service Co., Ltd.)
<E-mail> lifekanri@fujielectric.com


今月号のご案内

Ⅰ.【特集】
1.OB様向け『2017年度FOLS事業案内』及び団体保険について
2.[新]OB向けホームページについて
3.懐かしい富士電機製品 第1回「両刃安全かみそりけ刃研器」

Ⅱ.【各部門からのお知らせ】
1.旅行部門 ・・・ 豪華客船でゆっくり旅行
2.不動産部門 ・・・ 購入・売却時における売買仲介手数料等について
無料簡易査定実施について
3.オフィスサービス事業部 ・・・ 福島県支援、Feオリジナル新商品 洋風せんべい「ごまばっ菓子」


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事務局のやる気が格段にアップします。



特集1

OB様向け『2017年度FOLS事業案内』及び団体保険について

 拝啓 向春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。 平素は格別のお引き立てを賜り、
ありがたく厚く御礼申し上げます。
お手元に、本年度のOB様向け『2017年度FOLS事業案内』は届きましたでしょうか。

 掲載しております、ライフサポート保険シニア(傷害・疾病・団体ゴルファー・団体がんコース)につきましては、
お申し込みの締め切り日は、2月28日(火)となっております。
締切日が近づいておりますので、お申込み忘れの無いようご注意ください。
なお、前年と同じ内容・コースでご継続いただける方は、特段のお手続きは不要で、自動継続となります。
※また、今回の締め切りを逸してしまったという方には、毎月中途加入の申込みも承りますので、
 ご安心ください。
 (5月1日から加入希望の方は、3月1日以降、4月20日まで受け付けいたします。)


OB様向け『富士オフィス&ライフサービス事業案内[10.4MB]


●冬季の生活ご注意とアドバイスについて
この時期、冬季特有の事故がありますので、十分注意してください。

凍結や積雪により、以下の事故が想定されます。
・身体のケガ 
 ①転倒 ②雪下ろしなどによる高所からの墜落
・自動車事故 
 スリップ事故により、対人・対物補償・搭乗者のケガ
・暖房器具による火災 
 ①建物・家財など財物の損傷
 ②火災によるケガ(やけど・避難時の転倒等)
身体のケガは、ライフサポート保険シニアの傷害保険コース
(旧安心くらぶ(今回より傷害コース))のご加入をご検討下さい。
自動車の運転に起因する事故は、自動車保険によって補償されます。
火災による財物の補償は、文字通り火災保険で補償されます。

※アドバイス
昨年末の糸魚川で発生した大火災は、料理店主の重過失ではないかとされています。
民法では、自宅等から出火して近隣に火事が燃え広がった場合は、それらの損害については、
一般的に出火元の人が弁済する必要はありません。
が、この度の糸魚川の大火災は、鍋を火にかけたまま店主が外出するという『重過失』が考えられます。
『重過失』と認定される場合は、被害を受けられた方に弁済の義務が生じますが、『重過失』となるかどうかは、判例等によるとケースバイケースのようです。
なお、『重過失』の場合は、保険での対応も原則出来ないこととなっています。
皆様も火の取扱には十分ご注意ください。

参考資料
⇒日本損害保険代理業協会  http://www.nihondaikyo.or.jp/insurance/11-3q02.aspx

●70歳以上でも加入できる生命保険(がん・医療保険)は、こちら
がんは日本人の死因の第一位です。また治療に伴う費用の補てんにも医療保険も併せてご検討下さい。

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特集1

4月より、新しいOB向けホームページがオープンします




まだ制作途中ですが、新ホームページのデザインの一部をチラリと・・・



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特集1

懐かしい富士電機製品 第1回「両刃安全かみそり刃研器 はやと」


みなさんはじめまして。「FSマークがついた富士電機モノ」コレクターの大森です。
今回からFOLSガーデンで、私のコレクションの中からオススメの珍品を紹介していきたいと思います。
でも、釈迦に説法だったらごめんなさい。

(写真をクリックする事で、大きい写真を見ていただく事が出来ます)

第1回「両刃安全かみそり刃研器 はやと」

この製品(以下「はやと」)は、安全剃刀の使い捨て替刃を砥ぎ、切れ味を復活させるもので、取扱説明書(写真右)には“1枚の刃が半年以上は楽に使える”とあります。
使い捨てが当たり前のようになってしまった現代からすると、まさに「もったいない精神」あふれる製品ではないでしょうか。

富士電機社史Ⅰによると、この「はやと」には、お手本となる製品がありました。それは1934年(昭和9年)に富士電機の和田社長(当時)が、ドイツ出張から持ち帰ったシーメンス社製の刃研器(写真左)であり、“早く研げる砥石の意として「はやと」と命名した”とも書かれてあります。
このドイツ製のコンパクトな刃研器は、当時画期的な製品として多くの国々が参考にしていたようです。
私が知る限りでは、同じ構造のCCCP製・ブルガリア製・オーストリア製・イギリス製・イタリア製・スペイン製が存在しており、欧州各国の紳士の身だしなみに一役買っていたようです。
その構造は、各国製とも本体寸法がおおよそ全長6cm、幅4cm、高さ3cmの箱型であり、容器を開いて替刃をセットします。容器を閉じたら紐の一端にある輪に釘などを引っ掛け、反対側の紐の端を持ちます。空いた手で容器を紐に沿って往復させると、内蔵された歯車が回転し、セットした替刃部分が円軌道を描きながらスライドします。替刃の上下には砥石が固定されていますので、替刃が動くたび研磨されるといった仕組みです(動画1)。


◆動画1(はやとⅡ型)

ただ、富士電機製「はやと」の素晴らしい点は、各国製がそれ一代で姿を消したのと比べ、Ⅰ型・Ⅱ型・Ⅲ型※と進化を遂げているところです。
Ⅰ型(写真左)は、他と同様に本体が金属製で、高級感や重厚感を醸し出しています。
戦後に製造されたⅡ型(写真右)は、構造に大きな変更はないものの、本体がプラスチック製に変更されています。これは戦後の金属不足から金属の値段が高く、本体価格を抑える工夫ではないかと推察します。また取扱説明書も庶民的なデザインであり、市井の人々も身だしなみに気を配る余裕が出てきたことが伺え知れます。

Ⅲ型(写真右)は、本体がモダンなデザインに進化しただけでなく、構造自体も「レバーを回転させて替刃をスライドさせる」といった富士電機独自の設計による効率的な操作方法に改善されています(動画2)。



◆動画2(はやとⅢ型)

電気機械メーカーである富士電機としては、手動式の「はやと」は少々異色な製品ともいえますが、他製品と同様に研究を重ね、性能の向上に努めてきた事に違いはありません。昭和23年発行の富士時報(現富士技報)第22巻第4号には、「はやと」の解説と共に“髭剃の科学”なる一文が見られ、また非常に興味深い「剃刀の切味試験機」といった自作試験機の写真も紹介されています(写真左)。
この切味試験機、まだどこか工場の片隅にひっそりと眠っていないでしょうか? 是非とも遺産として保存したいものです。

※筆者の主観による区分。

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